『スターフォックス ゼロ』海外レビュー
『スターフォックス ゼロ』の海外レビューです。
- ジャンル:シューター
- 機種:Wii U
- 開発:Platinum Games/任天堂
- 販売:任天堂
今では『スターフォックスアドベンチャー』が遠い嫌な思い出のように感じられる。
・『スターフォックス』のあるべき姿
・素晴らしいGamepadサポート
・素晴らしい新操作体系
悪い点:
・『スターフォックス64』に酷似した設定
・少々物足りないビジュアル
・短すぎる
短すぎるし既視感も強いが、『アドベンチャー』『アサルト』『コマンド』のことは忘れよう。これこそ、はるか昔にリリースされるべきだった『スターフォックス』だ。
・練られた1/3人称アクション
・操作が楽しい多種多様な乗り物
・嬉しい協力プレー
・素晴らしいボスと最高に安っぽい台詞
悪い点:
・ゲームプレー、ステージ・デザインの大半がオリジナルとほぼ同じ
・無意味な複数視点
・少々コンテンツ不足
任天堂とPlatinumのタッグに期待する練られたアクションだが、革新性の欠落は残念。
・モーション操作とコックピット視点
・強力なサウンドトラック
・終わりのないリプレー性
悪い点:
・オンライン・モードや機能がない
『スターフォックス ゼロ』は、過去作のフォーミュラに忠実な古典的『スターフォックス』だ。リプレー性、アンロック要素、別ルートの発見、スコア・アタックに力を入れるており、スーファミのオリジナルや『スターフォックス64』のファンなら間違いなく隅々まで楽しめるはずだ。今の時代、本作のようなオンレール・シューターは珍しく、Wii Uユーザーにとっては嬉しい贈り物だろう。『スターフォックス64』の後継作のようなプレー感覚であり、フランチャイズのファンなら逃すべきではない。
・スリリングなステージ
・楽しいボス戦
・リプレー性
悪い点:
・違和感のある操作性
・ステージのジャイロ操作
『スターフォックス ゼロ』の楽しいステージと驚異的なボス戦は、何度も何度もプレーする動機として十分だし、2つの画面に慣れるまでは協力プレーも最高だ。15時間ほどプレーしたが、まだ全てを発見することはできていない。非直感的な操作性は敷居を上げているが、我慢すれば十分に報われる。
・喜びに満ちた戦闘
・豊富な隠しアイテムと別ルート
・お馴染みの乗り物に深みを加えるトリック
・ド派手なアクションを提供する素晴らしい見せ場
悪い点:
・人を選ぶ険しい学習曲線
・頼りにならない3人称レティクル
・新要素に勝る古典的な敵とロケーション
1周目を終える頃、私は即座にもう一度プレーしたい衝動に駆られた。新たに取得したスキルを試すのもそうだが、キャンペーンには新たなロケーションへと繋がる分岐が存在するからだ。別ルートの開放には注意力が不可欠で、操作性に慣れてからの方が楽になるのである。2周目は1周目よりも楽しく、本作への愛情を確固たる物にしてくれた。新しい操作体系は気に入らないものの、アーウィンに乗り込むための些細な代償に過ぎない。確かに既視感のあるアドベンチャーだが、『ゼロ』は新しいロケーションやチャレンジが待ち受ける美しいオマージュだ。『スターフォックス64』に取って代わるゲームではないものの、その名に恥じない出来である。
・楽しい見せ場
・最高なアーウィン
悪い点:
・スリッピー・トード
・ニワトリ
『スターフォックス ゼロ』はフォックスと愉快な仲間たちの楽しい帰還だが、幾つかの欠点がWii Uトップ・クラスの仲間入りを阻んでいる。
・お馴染みの『スターフォックス』アクション
・魅力的なアクション・ゲームプレー
・極めて高いリプレー性
悪い点:
・Gamepadの操作性が今一つ
・アクションが激しくなった際のフレームレートの低下
『スターフォックス ゼロ』は、フランチャイズの良さをほぼ全て復活させた、見事な復帰作だ。しかし、全てが完璧というわけではなく、むしろ多くの面で期待を下回っている。元凶はGamepadにあるようで、違和感のある操作性、低いビジュアル・クオリティ、不安定なフレームレートに繋がっている。ゲームプレーの核心はファンを満足させる出来だが、それ以上を望むなら、失望するかも知れない。
サウンド: 『64』のキャストが再登場しており、いつものチープな楽しさを演出している。だが奇妙なことに、声はGamepadからしか出力されず、鬱陶しいだけ
インターフェース: 操作性は慣れてしまえば良く出来ている。ただ、コックピット視点で狙いを定めること。練習が必要だが、最後には慣れる
ボリューム: 隠し要素が盛り沢山だが、一本道なのでリプレー性は少なめだ。全てのステージをアンロックしたあとの寿命は長くないだろう
モーション操作は悪くないし、最高のステージも存在するものの、『スターフォックス ゼロ』はリプレー性に欠けている。熱心なプレーヤーなら、1日でクリアできてしまうだろう。それでも、レベル・デザインには良い箇所もあるし、後半は特に『スターフォックス』の素晴らしさを実感させてくれる。『スターフォックス ゼロ』は至らないところも多いとはいえ、良くも悪くも、これほど素晴らしい『スターフォックス』は本当に久しぶりだ。
グラフィック: ビジュアルはシンプルで色鮮やか
サウンド: 各ミッションの冒頭に付き物のローファイな「グッドラック」まで、サウンドトラックがハイライトだ
プレー性: モーション操作が精密性を高めているものの、Gamepad技術の弱点が浮き彫りに
エンターテイメント性: 『スターフォックス ゼロ』は、お気に入りだったがもう卒業した場所を再び訪れるようなもの
リプレー性: 控えめ
『スターフォックス ゼロ』は決して悪いゲームではないのだが、全体的に面白味に欠ける。新たな操作性と乗り物のアップグレード以外に、シリーズを進化させることに失敗した古臭いトリビュートだ。発売当時、私は『スターフォックス』の大ファンだったし、『スターフォックスアドベンチャー』ですら(ある程度は)擁護する。とりあえず、フォックスと再会したい時は『スマブラ』で十分だ。
・『スターフォックス64』を真似した時は素晴らしい
・『スターフォックス ガード』は楽しい気晴らし
悪い点:
・多様性がむしろ核となるゲームプレーの邪魔に
・扱い辛い乗り物と奇妙な操作性
・面白味のないビジュアル
『スターフォックス ゼロ』はムラの激しいゲームで、充実したオマージュと退屈な作業の間を大きく揺れる。『スターフォックス』は繰り返しと熟練が本質であり、ステージのレイアウトと敵パターンを学び、スリリングなドッグファイトの中で敵を倒し、味方を守ることになる。『スターフォックス ゼロ』にはそういった要素全てが詰まっているため、任天堂とPlatinumがそこから逸脱したがる理由がよく分からない。自分らしさに自信を持てていないせいで、中途半端なアイデアを次々に投げ付けてくる。任天堂に言いたいのは、次は本能を信じようということだ。
・『スターフォックス』世界に戻れるのは嬉しい
・アーウィンのスペース・コンバットがハイライト
・世界に命を吹き込むオーディオ
・リプレー性を高めるスコア・アタック
悪い点:
・出来の悪いウォーカー・セクション
・二画面アクションはむしろマイナス
・不安定なフレームレート
・原始的なグラフィック
メカニックが全てのゲームである『スターフォックス ゼロ』は、二画面ダイナミズムの売り込みに余り成功していない。古典的なアーウィン・セクションは素晴らしいものの、ウォーカー形態は面倒すぎるし、異なる視点は解決策というよりも問題を生んでいる。悲しいかな、Wii U最後のファースト・パーティ・ゲームの一つが、未だに二画面コンソールの可能性を提示できていないというのは、ある意味いかにもである。
クオリティにムラのあるまとまりのない『スターフォックス ゼロ』は、ガッカリするほどに平凡だ。フォックスとその仲間たちは、次こそやってくれるはずだ。
・『スターフォックス』の歴史のベスト・アルバムのよう
・操作が快適になればスリリング
悪い点:
・滅多に快適さが感じられない操作性
・少ない追加モード
『スターフォックス ゼロ』の奥底には優れたゲームが眠っているものの、Gamepadとモーション操作の強制のせいで、平凡な出来に急降下している。