2016年04月21日(木)07時50分

『スターフォックス ゼロ』海外レビュー

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『スターフォックス ゼロ』の海外レビューです。

  • ジャンル:シューター
  • 機種:Wii U
  • 開発:Platinum Games/任天堂
  • 販売:任天堂
9.5/10 CGMagazine
ひたすら待たされた『スターフォックス』の復活は、期待に十分すぎるほど応えてくれる。オンライン・マルチプレーは例外だが、ゲーム自体の素晴らしい出来を考えると、文句を言うのは馬鹿げているというものだ。
83/100 GamesBeat
Wii U Gamepadの恩恵を見事に表した『スターフォックス ゼロ』が、ライフ・サイクルの末期に登場したのは少し悲しい。それでも、Wii Uユーザー全員が手にすべきゲームであり、90年代にシリーズのファンだった人なら尚更である。

今では『スターフォックスアドベンチャー』が遠い嫌な思い出のように感じられる。

8.0/10 God is a Geek
良い点:
・『スターフォックス』のあるべき姿
・素晴らしいGamepadサポート
・素晴らしい新操作体系
悪い点:
・『スターフォックス64』に酷似した設定
・少々物足りないビジュアル
・短すぎる

短すぎるし既視感も強いが、『アドベンチャー』『アサルト』『コマンド』のことは忘れよう。これこそ、はるか昔にリリースされるべきだった『スターフォックス』だ。

良い点:
・練られた1/3人称アクション
・操作が楽しい多種多様な乗り物
・嬉しい協力プレー
・素晴らしいボスと最高に安っぽい台詞
悪い点:
・ゲームプレー、ステージ・デザインの大半がオリジナルとほぼ同じ
・無意味な複数視点
・少々コンテンツ不足

任天堂とPlatinumのタッグに期待する練られたアクションだが、革新性の欠落は残念。

4.0/5.0 Examiner
良い点:
・モーション操作とコックピット視点
・強力なサウンドトラック
・終わりのないリプレー性
悪い点:
・オンライン・モードや機能がない

『スターフォックス ゼロ』は、過去作のフォーミュラに忠実な古典的『スターフォックス』だ。リプレー性、アンロック要素、別ルートの発見、スコア・アタックに力を入れるており、スーファミのオリジナルや『スターフォックス64』のファンなら間違いなく隅々まで楽しめるはずだ。今の時代、本作のようなオンレール・シューターは珍しく、Wii Uユーザーにとっては嬉しい贈り物だろう。『スターフォックス64』の後継作のようなプレー感覚であり、フランチャイズのファンなら逃すべきではない。

4.0/5.0 Game Rant
本作に飛び込む気のある人には、本作の手応えを如実に反映する、ミッション冒頭の台詞でこのレビューを締めくくりたいと思う。グッドラック。
7.5/10 IGN
良い点:
・スリリングなステージ
・楽しいボス戦
・リプレー性
悪い点:
・違和感のある操作性
・ステージのジャイロ操作

『スターフォックス ゼロ』の楽しいステージと驚異的なボス戦は、何度も何度もプレーする動機として十分だし、2つの画面に慣れるまでは協力プレーも最高だ。15時間ほどプレーしたが、まだ全てを発見することはできていない。非直感的な操作性は敷居を上げているが、我慢すれば十分に報われる。

7.4/10 Gaming Nexus
『スターフォックス ゼロ』は、お馴染みの物語と新鮮なゲームプレー体験やミッション・バラエティを融合させている。操作性が本作最大の障壁で、多くのプレーヤーを遠ざけてしまうだろう。忍耐力のある者たちは、最後には頑張って良かったと思うはずだ。
7.0/10 GameSpot
良い点:
・喜びに満ちた戦闘
・豊富な隠しアイテムと別ルート
・お馴染みの乗り物に深みを加えるトリック
・ド派手なアクションを提供する素晴らしい見せ場
悪い点:
・人を選ぶ険しい学習曲線
・頼りにならない3人称レティクル
・新要素に勝る古典的な敵とロケーション

1周目を終える頃、私は即座にもう一度プレーしたい衝動に駆られた。新たに取得したスキルを試すのもそうだが、キャンペーンには新たなロケーションへと繋がる分岐が存在するからだ。別ルートの開放には注意力が不可欠で、操作性に慣れてからの方が楽になるのである。2周目は1周目よりも楽しく、本作への愛情を確固たる物にしてくれた。新しい操作体系は気に入らないものの、アーウィンに乗り込むための些細な代償に過ぎない。確かに既視感のあるアドベンチャーだが、『ゼロ』は新しいロケーションやチャレンジが待ち受ける美しいオマージュだ。『スターフォックス64』に取って代わるゲームではないものの、その名に恥じない出来である。

7.0/10 Video Gamer
良い点:
・楽しい見せ場
・最高なアーウィン
悪い点:
・スリッピー・トード
・ニワトリ

『スターフォックス ゼロ』はフォックスと愉快な仲間たちの楽しい帰還だが、幾つかの欠点がWii Uトップ・クラスの仲間入りを阻んでいる。

7.0/10 Arcade Sushi
『スターフォックス ゼロ』には長所が沢山あるが、それらは全て過去作から継承したものであり、新フィーチャーが全てを台無しにしている。新しい乗り物の追加は、お馴染みのアーウィンが恋しくなるようであってはならないはずだし、手元の画面での1人称視点エイミングは、度重なるキャリブレーションのせいで、エイミングの難易度を上げている。『スターフォックス ゼロ』は基本にこだわるべきだったが、任天堂が必要だと考えた新しいフィーチャーに潰されてしまった。次こそはお願いしたい。
7.0/10 EGM
過去へのラブレーターとしての『スターフォックス ゼロ』のステータスは確かなものだ。『スターフォックス64』の長所を蘇らせることには成功しているものの、エキサイティングな進化を見せることには失敗しており、Gamepadのせいでつまずいている。
7.0/10 Destructoid
『スターフォックス ゼロ』は初期の頃から大きく変わっており、まるでテスターからの不満の声を聞いた宮本氏が、新しいアイデアを捨てて無難さを選択したかのように思える。Platinumの関与をもってしても、アイデンティティの危機に陥っているかのような本作は、新機軸を試すと同時にブレーキをかけているかのよう。そうした欠点はありつつも、私は『スターフォックス ゼロ』を楽しめた。
6.9/10 Lazygamer
『スターフォックス ゼロ』は、実際にモーション操作が有効な独特の操作体系による爽快なドッグファイトを提供してくれるものの、僅かに堪能できる自由を疎外する、単調で退屈なオンレール・セクションが足を引っ張っている。
良い点:
・お馴染みの『スターフォックス』アクション
・魅力的なアクション・ゲームプレー
・極めて高いリプレー性
悪い点:
・Gamepadの操作性が今一つ
・アクションが激しくなった際のフレームレートの低下

『スターフォックス ゼロ』は、フランチャイズの良さをほぼ全て復活させた、見事な復帰作だ。しかし、全てが完璧というわけではなく、むしろ多くの面で期待を下回っている。元凶はGamepadにあるようで、違和感のある操作性、低いビジュアル・クオリティ、不安定なフレームレートに繋がっている。ゲームプレーの核心はファンを満足させる出来だが、それ以上を望むなら、失望するかも知れない。

3.5/5.0 USgamer
ビジュアル: 『64』のビジュアル・デザインを彷彿とさせるが、スタイリッシュで魅力的な独自性は確立している
サウンド: 『64』のキャストが再登場しており、いつものチープな楽しさを演出している。だが奇妙なことに、声はGamepadからしか出力されず、鬱陶しいだけ
インターフェース: 操作性は慣れてしまえば良く出来ている。ただ、コックピット視点で狙いを定めること。練習が必要だが、最後には慣れる
ボリューム: 隠し要素が盛り沢山だが、一本道なのでリプレー性は少なめだ。全てのステージをアンロックしたあとの寿命は長くないだろう

モーション操作は悪くないし、最高のステージも存在するものの、『スターフォックス ゼロ』はリプレー性に欠けている。熱心なプレーヤーなら、1日でクリアできてしまうだろう。それでも、レベル・デザインには良い箇所もあるし、後半は特に『スターフォックス』の素晴らしさを実感させてくれる。『スターフォックス ゼロ』は至らないところも多いとはいえ、良くも悪くも、これほど素晴らしい『スターフォックス』は本当に久しぶりだ。

6.75/10 Game Informer
コンセプト: フォックスと傭兵の仲間たちと共に、アンドルフ軍と戦う・・・また
グラフィック: ビジュアルはシンプルで色鮮やか
サウンド: 各ミッションの冒頭に付き物のローファイな「グッドラック」まで、サウンドトラックがハイライトだ
プレー性: モーション操作が精密性を高めているものの、Gamepad技術の弱点が浮き彫りに
エンターテイメント性: 『スターフォックス ゼロ』は、お気に入りだったがもう卒業した場所を再び訪れるようなもの
リプレー性: 控えめ
『スターフォックス ゼロ』は決して悪いゲームではないのだが、全体的に面白味に欠ける。新たな操作性と乗り物のアップグレード以外に、シリーズを進化させることに失敗した古臭いトリビュートだ。発売当時、私は『スターフォックス』の大ファンだったし、『スターフォックスアドベンチャー』ですら(ある程度は)擁護する。とりあえず、フォックスと再会したい時は『スマブラ』で十分だ。
6.0/10 Shacknews
良い点:
・『スターフォックス64』を真似した時は素晴らしい
・『スターフォックス ガード』は楽しい気晴らし
悪い点:
・多様性がむしろ核となるゲームプレーの邪魔に
・扱い辛い乗り物と奇妙な操作性
・面白味のないビジュアル

『スターフォックス ゼロ』はムラの激しいゲームで、充実したオマージュと退屈な作業の間を大きく揺れる。『スターフォックス』は繰り返しと熟練が本質であり、ステージのレイアウトと敵パターンを学び、スリリングなドッグファイトの中で敵を倒し、味方を守ることになる。『スターフォックス ゼロ』にはそういった要素全てが詰まっているため、任天堂とPlatinumがそこから逸脱したがる理由がよく分からない。自分らしさに自信を持てていないせいで、中途半端なアイデアを次々に投げ付けてくる。任天堂に言いたいのは、次は本能を信じようということだ。

6.0/10 TheSixthAxis
良い点:
・『スターフォックス』世界に戻れるのは嬉しい
・アーウィンのスペース・コンバットがハイライト
・世界に命を吹き込むオーディオ
・リプレー性を高めるスコア・アタック
悪い点:
・出来の悪いウォーカー・セクション
・二画面アクションはむしろマイナス
・不安定なフレームレート
・原始的なグラフィック

メカニックが全てのゲームである『スターフォックス ゼロ』は、二画面ダイナミズムの売り込みに余り成功していない。古典的なアーウィン・セクションは素晴らしいものの、ウォーカー形態は面倒すぎるし、異なる視点は解決策というよりも問題を生んでいる。悲しいかな、Wii U最後のファースト・パーティ・ゲームの一つが、未だに二画面コンソールの可能性を提示できていないというのは、ある意味いかにもである。

3.0/5.0 Digital Spy
『スターフォックス ゼロ』は郷愁を誘うエキサイティングなゲームだが、シリーズで一番スリリングでスペクタクルな超大作であるべきだった。本作は、その粋には達していない。

クオリティにムラのあるまとまりのない『スターフォックス ゼロ』は、ガッカリするほどに平凡だ。フォックスとその仲間たちは、次こそやってくれるはずだ。

『スターフォックス ゼロ』は悪くはないが物足りない過去の栄光を引きずったシリーズの復活で、無理のあるモーション操作と疑問の残るレベル・デザインが足枷となっている。
2.5/5.0 Games Radar+
良い点:
・『スターフォックス』の歴史のベスト・アルバムのよう
・操作が快適になればスリリング
悪い点:
・滅多に快適さが感じられない操作性
・少ない追加モード

『スターフォックス ゼロ』の奥底には優れたゲームが眠っているものの、Gamepadとモーション操作の強制のせいで、平凡な出来に急降下している。

Platinum Gamesの奇抜な実験は、少々中身の薄い、楽しめる『スターフォックス ゼロ』のリバイバルに結実している。

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  • カテゴリ: 海外レビュー タグ: スターフォックス ゼロ


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