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【コラム】
6 身近な定量評価その4 - Mac OS Xでの情報収集
前回までWindowsの便利な管理ツール「perfmon.exe」を使ってみたが、Macの場合はどうだろう。まず、パフォーマンスモニタ的なツールとしては、「アクティビティモニタ」ユーティリティがある。
ただ、アクティビティモニタはの機能はWindowsのタスクマネージャと同程度でしかない。つまり状況の表示はできても、継続的に情報を収集し、ログとして残していくことができないのだ。定量的な評価のための情報収集手段としては、ちょっと役不足である。
しかし案じることは無い。ご存知の通り、Mac OS XはUNIX系のオペレーティングシステムであり、ターミナルを起動すれば、いつでもUNIXのシェルコマンドを実行できる。そして長い歴史を持つUNIXには、性能評価のためのコマンドも多数用意されているのである。
まず、Solaris等の管理者にはお馴染みの「sar」コマンドは、Mac OS Xでも使える。このコマンド名は「System Activity Reporter」に由来している。つまり、「システムの動作」を「報告」するコマンド、というわけだ。まず、基本的な使い方を見ていこう。特にオプションを指定しなければ、sarはCPUの動作を報告する。
引数として渡している2つの数字は、最初がインターバル、2番目が報告する回数だ。上記の例では、2秒間隔で5回、CPUの情報を収集して表示させている。表示の各列は、時刻、プロセスのユーザモードでのCPU使用割合、プロセスのカーネルモードでのCPU使用割合、アイドル(CPUが何もしていない状態)の割合を表している。
次に、メモリの動作。「-p」でページイン、「-g」でページアウトの動作を見ることができる。
ディスクの動作は、「-d」オプションで取得できる。
sar以外にも、メモリの詳細な使用状況を見る「vm_stat」、ディスクI/OとCPUの使用状況を報告する「iostat」等、Mac OS Xでは様々なUNIXコマンドが使える。また、シェルの「リダイレクト」や「パイプ」といった機能を利用すれば、収集した値をファイルにログとして残していくことも容易だ。例えば以下のコマンドを実行しておけば、vm_statが出力するメモリの動作状況が、5秒間隔で継続してvm_stat.logファイルに記録される。
こういったコマンドやシェルの使い方は、一度覚えておけば他のUNIX系OSでも応用できる。オプションや出力形式、コマンド名に多少の違いはあるが、Mac OS Xで使える方法は、その多くがLinuxやSolarisでも使えるものだ。今後いろいろな場面で応用できるよう、次回はsarをもう少し詳しく使ってみることにしよう。
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