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【メディア論】僕はPVや収益に対してあえて中指を立てていきたい

   

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目下、2017卒就職活動中の運営主です。

僕、企業にアピールする時基本的に「メディア運営」してますって言ってるんですね。

せっかく好きで更新してるし、SEOわかってる就活生もそんないなそうだから、目立てるかなと思いまして。実際、エントリーシートや面接で「メディア運営してます」と言えば、企業の方も興味持ってくれてるような気がしますし。

その時大切にしているのがどのような工夫を重ねて、どれぐらいの結果を出しているか明確に伝える事です。

要は、PVがいくらで収益がどれぐらい出てるかを伝えると面接がスムーズって話。

「半年間の運営で、月間◯◯万PVを記録し、収益も◯万ほどで出ています。この経験により、人から給料を貰うのではなく、自分自身で稼ぐという経験ができました。」

実際、これで面接官もかなりで理解してくれている模様。

でも僕は、好きでやってるメディア運営をPVや収益でという指標で表すのが好きではない。なぜなら、僕はメディア運営をPVや収益を稼ぐためにやっているわけではないから。。。

前置きが長くなりましたが、この記事のテーマは、「メディアのPVと収益との付き合い方」です。最近のモヤモヤをカタチにしておきます。

僕はPVや収益でマウンティングするのが好きではない

僕、あんましPVや収益で周りに対してマウンティングするの好きじゃないんですよね。

「俺はブログで稼いでるから好きな事して生きていくわ」

みたいなのが好きではない。

もちろん、個人がメディアを運営することによる多様な働き方にはすごい可能性感じてます。

でも、メディア運営する本質はそこじゃねえだろって思わずにはいられない。

メディアを運営する面白さって「情報を発信する」事に集約してて、PVや収益が出るのは割と副次的なものではないかと思ってるんですよ、僕は。

発信してどんな結果が出たか、というより、”何を発信したか”に事、メディア運営の価値が表れると信じて僕はメディア運営を続けています。

と、言いながら、

面接では、PVと収益を全面に出してアピールしてるんですけどねぇ!!

だってそっちの方が面接官に伝わるんですもん。

面接官に僕は、「こんな想いでメディアを運営してるんです。」と言っても、おそらくそんなに響かなくて、「メディアでこれだけ結果出したんです!リソースぶち込んだら収益でました」ってドヤった方が効果ある。

嗚呼、羊頭狗肉。。

もちろん何度もお会いしてる人と話す時には、PVや収益の話するよりも、自分がメディアを運営する理由や、意義みたいな話する方がよっぽど楽しい。

けれど、初対面の面接官にわかりやすく理解してもらうためには数字出した方が伝わる。。

なんだかなぁ。

実力を伝えるには数字を出すのが効果的

メディアを運営する意義より数字出したほうが伝わるのって面接に限らないんですよね。

例えば、メディア運営をして記事広告を出そうとした時。広告主にいくら、メディア運営の想い伝えたところで、ピンときません。しかし現在のPV数を伝えて、どれぐらい広告効果があるか理解してもらえれれば、あっという間に契約完了。

当たり前か。

メディアで面白いことをやりたい時、PVや収益って欠かせないものだから、PVや収益に目がいきがちになる個人メディア界隈の現状もある意味しょうがないのかもしれない。毎月1回はある「収益報告記事」文化とかね。

でも僕はあえて、「PVや収益に目がいきがちな現状」に対して中指を立てていきたい。

メディアを運営する大義名分を大切にしたい

僕は冒頭でもお伝えした通り、「PVや収益で周りにマウンティング」するのが好きではありません。

なぜならメディアを運営するにおいて大切だと思っているのがPVや収益では無く、「大義名分」が大切だと思っているから。

メディアを運営する大義名分。僕にとっては

  • 自分の経験をコンテンツに落とし込んで少しでも誰かに”きっかけ”を与えたい。
  • 「個人が情報発信する」可能性を探りたい

あたりが大義名分ですね。

僕にとってここだけは確実にブレちゃいけない部分だし、コンテンツを作る時も常に念頭に置いてます。

だからこそ、他の人のメディア見る時も「大義名分」がちゃんと感じ取れるものを面白いと感じる。

例えば、地方活性化を狙ってるローカルメディアとかね。

逆に、いくら面白いコンテンツを更新し続けるメディアでも「収益報告記事」とか読んでしまうとハマっていても萎えていく。もちろん収益報告とかするメディアにも更新する「大義名分」はあるのだろうけど、PVや収益が悪目立ちしているイメージ。

なんでシャー○とか大企業がわざわざ粉飾してまでも報告したくなかった決算報告を何故自分からするのか。。

個人メディアでお金を稼ぐことはいいこと

ここで断っておくと、メディアでお金を稼ぐことやPVを集めることを否定しているわけでは無いです。むしろ僕は肯定的。

なんだったら当メディアだって広告収益入って、ウハウハしてる。PV少しでも増えて面白いことできないかなって常に思ってる。だけど僕は、自分からPVや収益を絶対に晒す事はしない。

なんでかって?

だってダサいんだもん。

これに関して言うと、完全に僕の美意識の問題なのだけど、聞かれもしないのに自分からPVや収益の話するのって最高にダサいと思うんですよ。

自分から言うのより相手から聞かれた時に、さらっと答えた方がかっこいいと思う。

だからこれからも僕のメディアはPVや収益は伸びていくだろうけど、僕が周りに対してPVや収益でマウンティングを取ることはないでしょう。

だってダザいから。

僕の知り合いや友人の多くは、「収益報告記事」を更新し続けるけど、僕はあえてそれらの文化に積極的に中指を立て続けたい。

最後に

就活でメディアを運営する意義でアピールしたいのに、PVや収益ばっかりアピールしているなぁというモヤモヤと、「収益報告記事」っていう文化どうなのって思ってこの記事を書きました。

メディアを運営する事で、どうしても直面する「PVや収益」。これとどう向き合うか人それぞれだと思うけど、こんなので消耗しちゃうのはもったいないなと思う。

PVや収益伸びなくて更新辞めちゃったり、PVや収益でモチベーションを保つ人とメディアにPV以外を求める人でいがみ合ったりとかね。

お互いをうまく尊重しあえればステキ。

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