JR鹿児島線 きょう中に全線運転再開の見込み

JR鹿児島線 きょう中に全線運転再開の見込み
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地震の影響で、九州の鉄道は熊本県を中心に広い範囲で不通となっていますが、このうち鹿児島線については、21日中に運転を再開できる見込みです。
九州新幹線は、新水俣と鹿児島中央の間で本数を減らして運転しています。しかし、博多と新水俣の間は復旧のめどは立っていません。
在来線のうち、鹿児島線は熊本と八代の間で不通となっていますが、21日中に運転が再開できる見込みで、これで鹿児島線は全線で運転が再開することになります。
このほかの在来線で運転ができなくなっているのは豊肥線が熊本県の肥後大津と大分県の豊後竹田の間、三角線の全線、肥薩線が熊本県の八代と鹿児島県の吉松の間です。

一方、高速道路で通行止めになっているのは、九州自動車道が熊本県の植木インターチェンジと八代インターチェンジの間の上下線、大分自動車道が大分県の湯布院インターチェンジと日出ジャンクションの間の上下線、九州中央自動車道が、熊本県の嘉島ジャンクションと小池高山インターチェンジの間の上下線です。

高速道路の通行止めに伴って高速バスは多くの路線で運休していますが、福岡市と熊本市を結ぶ路線は21日の始発から本数を減らして運行を再開しました。ただ、通常とは異なるルートを通ることなどから、到着までの時間はふだんより長くかかるということです。