オタクアミーゴス〜WORLD END〜(07/12/04)


 新宿・ロフトプラスワンの姉妹店、Asagaya / Loft Aが阿佐ヶ谷に12月オープンしたので、こけら落としに東京では2年ぶりとなるオタアミ公演。間が空いてしまった事と、新しいお店なので客足はどうかな? と、ちょっと心配だったのですが、フタを開けてみると客席も満席で感謝感謝。
客層は新宿とあまり変り無いので(まぁ中央線で数駅だもんね)、いまひとつ「新しい店!」がせず、懐かしい感じでの公演となりました。
 まず最初の話題はやはり岡田斗司夫、ダイエット成功により激ヤセぶりに関して。続いて昭和時代のアニメ・特撮に関するトークという感じで流れていきました。

*チャージマン研
 今になって眠田が一番ハマっている、1973年にナックが作った一話10分の帯アニメ。ネタアニメ愛好家の間では有名な作品です。
 まずは「チャージマン研」の基本エピソードという事で「みなしごセンターを救え!」



続いて「チャー研」全65話の中でも最凶と言われている「頭の中にダイナマイト」
「ボルガ博士、お許しください!」のシーンには場内からどよめきが



続いてはタイトルからしてもうヤバイ。今では絶対放映できない「恐怖!精神病院」



最後はちょっと異色のエピソード「鳩時計が3時を指したら」でシメ。



*行け!ゴッドマン
 次に唐沢よりオススメの、「おはようこどもショー」の中で5分の帯番組として制作された特撮モノ「行け!ゴッドマン」(東宝映像)を紹介。
 低予算のためストーリー性は薄くシュールになっていき、ミニチュアの家を極力壊さないようにするために苦労する戦闘シーンが長々と続きます。見ているうちにだんだんトリップしてきます。
 紹介した回は「ゴッドマン対イモゴラス」、イモゴラスはイモが怪獣化したという設定で、ゴッドマンの必殺技で爆発すると、あたりにジャガイモがごろごろ振ってくるというムチャクチャさ。
 この「ゴッドマン」もお見せしたいのだけれども、YOUTUBEからもニコニコ動画からも削除されてて、残念ながら今は見れないです。
 一時期、ニコニコ動画ではネタ特撮としてかなりの人気がありました。

*レッドマン
 続いては「ゴッドマン」より前に、「おはようこどもショー」枠内でやっていた「レッドマン」(円谷プロ)。
 予算の関係で合成が必要な光線技が使えないため、怪獣を撲殺したり、ナイフやヤリで刺したり、やたら残虐シーンが多いのが特徴。
 昔の子供はコレを見てから学校に行ってたんです。いや本当。



*クレクレタコラ
 さらに昭和特撮の低予算ぶり&シュールさを極めた作品、クレクレタコラ。
 「♪なんでもほしがるクレクレタコラ」がいろんなモノを欲しがったあげく、タコラの森の支配権を求めて独裁者に!
 まぁ最後は夢オチなんですが



*微・笑・女あにめラマ「ミユキちゃんSOS−Hしちゃうぞ−」
 後半は夜もふけてきたので、エロアニメタ〜イム。私、眠田は「くだらないエロアニメを集める」のが趣味でありまして、その中でも80年代末に大陸書房が、「実写とアニメの合成」という手法で展開した「あにめラマ」シリーズは、その内容のバカっぷりでかなりの逸品であります。
 全4作作られた「あにめラマ」シリーズの内、今回は「ミユキちゃんSOS」を紹介。
 ストーリーはロンドンに行っていたハズのミユキちゃんの両親が(この辺実写)、実はお父さんは宇宙海賊で邪悪な敵と戦っていた(この辺はアニメ)という、わけのわからんモノ。
 ゴミの出し方に異常にこだわるお母さんとか、最後には父娘で性交しちゃう展開も「なんだかなー」であります。



*Kobayashi
 過去にも引田天功(プリンセス・テンコー)やパフィー(Hi Hi Puffy AmiYumi )と、有名な日本人をアニメ化したきたアメリカ人だが、今度はホットドックの大食いチャンピオンの小林尊さんまでもアニメに!(ギャグ番組の1コーナーですが)
 「悪い奴らはいつどこから現れるかわからない。さぁみんなもホットドッグを食べよう!」



*ヒーローズ

 アメリカ人は日本をいったいどう見てるのか? と不安になったところで、今度はアメリカのテレビドラマ「HEROES/ヒーローズ」を紹介。
 レギュラーキャラの中に日本人のヒロ・ナカムラ(マシ・オカ)がいて、日本の描写も多い。その日本描写が、向こうのスタッフも一生懸命やってるのはわかるんだけど、微妙にズレているのがおかしい。
 なお、ヒロが叫ぶ「ヤッター!」の掛け声はアメリカで流行語になっているらしい。



*ジューイッシュ・ニンジャ
 というわけで、わけのわかんない形で世界に進出する日本文化ですが、歴史の古いユダヤ・イスラエルにもオタク文化は浸透していて、ついに「古代ユダヤにはニンジャがいて、今もユダヤ人を退廃から守っている!」というネットアニメまで出現しました。



*夏コミのスタッフを300人のスパルタ人に任せてみた。
 この辺で公演時間も3時間。シメはネットでは既出のネタですが、冬コミも近いのでコレで。



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