オタクアミーゴス in LPO(05/08/03)


 三年ぶりにロフトプラスワンに帰って来たオタクアミーゴス!
 今回はロフトプラスワン10周年、オタクアミーゴスも10周年という事で記念ライブとなりました。
 久々のアミーゴス公演ではありましたが、客席は満席。
 つかみのトークから岡田氏が「電車男ブームで、この夏は1000年に一度のオタクがモテるチャンスだ!」と特殊なセミの交配期みたいな事を言い出し、最初から飛ばす飛ばす。
 唐沢氏も最近はTVで「雑学に詳しいイイ人」を演じている反動からか、オタクの血が騒ぎ、いっさい縛りのないトークで更に飛ばす。
 ここで会場のテンションを更に盛り上げるべく、ネタの投入。

*Happy Tree Friends
 「トウーン大好き!2」でも好評だった、可愛い動物キャラクターたちが、とにかく死にまくるほのぼの残虐アニメ。
 興味のある方はこちらで現物を確認してくれたまえ。

*海外パロディポルノ
 唐沢氏持参の海外パロディポルノをカタログで紹介。
 「Spider Babe」(スパイダーマンのパロディでクモの能力を持った女がビルの壁を這い上り、部屋に侵入して男とSEXする)。
 「Female People」(キャットピープルのパロディで猫に変身する女がSEXする)。
 「Lord of G-string」(G-STRINGをめぐるロード・オブ・ザ・リングのパロ)。
 などなど。どれもくだらなそうだぞ。

*エロチックパーク3
 では実際にパロディポルノがどのくらいショボイか。ここで「ジュラシックパーク」のパロディ、「エロチックパーク」をSEXシーンは飛ばしてSFXシーンだけを編集して紹介。
 とにかく出てくる恐竜が押しなべてショボイ。単なる口をパクパクさせるだけのヘビ型恐竜。コウモリ傘みたいな翼手竜。
 特にせこい着ぐるみの肉食恐竜が、立ち小便していた主人公の後ろから追っかけてきてドタバタ走るシーンは失笑モノ。カートゥーンネットワーク制作の、ア 最後は「頭だけ」のティラノサウルスに食われておしまい。

*シャイニングめい
 「くりぃむレモン」と同じ頃、80年代に作られた18禁アニメ。
 特にストーリーらしいストーリーもなく、イメージ映像がダラダラと続くユルいアニメ。
 岡田氏いわく「息もつかせぬ退屈な展開」。
 SEXシーンの変な演出が場内の失笑を買っていた。

 後半のトークは、岡田氏の講義している芸大の現代学生事情(漫画家を目指しているのにガンダムやエヴァすら見た事が無い)。眠田が40過ぎても深夜の萌えアニメをチェックしている苦行話(さすがの私も「機動新選組・萌えよ剣」はツラい)。唐沢氏による「昭和の東映プロデューサー」渡辺亮徳氏の豪快話など(梶原一騎から接待攻勢で強引に「柔道一直線」の版権を確保した話)。
 時間が進むにつれてエロ話も多くなり、唐沢氏が「目をキラキラさせた若い女の子や、”男の子”にエロ話をして困らせたい!」と、美少年好きの片鱗を見せ、岡田氏が引くという繰り返しギャグを展開。
 やはりロフトプラスワンだと他の会場よりトークがきわどくてイイですな。
 そして最後は「電車男でオタクがモテる」の話の続きで、「モテたからってイイ事は無いかもしれない」「オタクに理解ある妻をめとったからといって幸せになれるわけではない」といった方向に。とうとう岡田氏が「女というのは2億年前に絶滅した事にしよう!」というヒドイ結論を出してシメ。


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