北海道には梅雨が無いのでこの時期の札幌は湿気も無くて実に快適! 今回は女性客も増え、いい気分でのアミーゴストークとなったぞ。
3年ぶりの札幌公演という事なので、この間に溜まった必笑ネタや新ネタ取り混ぜの三時間。
まずは世界の馬鹿映像集。韓国の艶笑アニメ「橋を渡るストリップ娘」と「三本足マン」でスタート。で、韓国と来たからにはお隣・北朝鮮の、森の可愛い動物たちが悪いイタチやネズミ(資本主義者)を容赦なく懲らしめる啓蒙アニメ。
いや、落下傘で効果してきた敵兵を串刺しにするわ、ブービートラップで虐殺するわと本当に情け容赦無いんだ、これが。昨年のSF大会「デスアニメ2000」で大ウケだったけど、まだオタアミではやってなかったネタ。発掘者は中野貴雄監督。
続いてはトルコで勝手に作った版権無視のスタートレック。「惑星M113の吸血獣」をまんま向こうの役者さんがトルコ語で演じているのだが、元フィルムより演出は雑だわ、特撮はチャチだわのヒドいシロモノ。トルコというの国がますます身近に感じられなくなります(笑)。
気分直しにHアニメコーナー。「スケ番商会/キューティーレモン2」は、医院のシーンで「あんなゴミ共を治療してやる必要は無い!」と、暴言吐きまくりのシーンが変。異常なまでスケバンに対する差別表現が過剰な作品です。脚本家の人が過去にカツアゲでもされたのでしょうか?
「スーパーテクニカルアニメ/ザ・将軍」は、単に止め絵をカメラワークで動かしてるだけ。テクニカルってそういう意味かい!
「せくしいあにめラマ/みなみの私のハートにタッチして…」は「タッチ」のエロパロ。実写+アニメがウリなのだが、別に「ロジャー・ラビット」のような合成をするわけではなく、単にSEXシーンになるといきなり実写からアニメになるだけでした。ア、アステカイザー…。
こんなんばっかし。
ちっとも気分が直らないので、MADビデオのコーナーへ。
いまさらだけどエヴァネタ大全集、「エヴァであしたのジョー」「エヴァでゴレンジャー」「エヴァでアルベガス」「黄金バット」「アテナ」などなど。
プラス「蒼き狼たちの伝説でレイズナー」「スターウォーズで性ってなぁに?」。
ついでに名作「怪獣映画の手帳」も。
続いては唐沢氏が発見した映画「赤胴鈴之助」の妙なシーン。
ワルモノ達にイジメられた鈴之助が、ついにブチギレて反撃。首領を人質に取り、子分達に「ホーホケキョ」やら「ブウブウ」などと動物の鳴き真似を強要するシーンが素敵。
あと、シリーズ後半になって鈴之助の必殺技「真空切り」表現がどんどん大げさになり、「えいやっ!」のかけ声で五重の塔をまっぷたつにしてしまうシーンはなんぼなんでもムチャ(笑)。
最後はこの三年間の「聖ジェルノン」新作を一挙紹介だ。「聖ジェルノン/ソルジャーV(ヴァンプ)」「聖ジェルノン/AX(アックスサンダー)」…。
伊勢田監督、これだけ映画作ってて全然上達しませんっ! むしろカメラワークや画質は新作の方が悪くなってるし。(これに関しては監督が機材を酷使するので、ビデオカメラがヘタっているのではないかという説もあり。
そして最新作「聖ジェルノン/B(バトル)ジャガー」では10作目記念という事で、歴代ジェルノン大集合の豪華版だ!(ちょっと感激) でもそこはジェルノンだから、みんな揃ったところでやっぱし挌闘シーンは殺陣がヘナヘナだぞ。進歩無し…。
オマケに「浅瀬でランデブー」を初めとする伊勢田アニメ大パレード。
女性客の一人が泣いていたので感動したのかと思ったら、やたらチカチカする伊勢田動画に目が痛くなってただけという素晴らしいオチ付き!