クアトロ以来1年半ぶりの大阪。更に今回は昼夜2回公演となり、正月明けから飛ばしてきたぞ!
<昼の部>
【アミーゴスOPアニメ】
今回はAIWスタッフの制作による、フルCGのアミーゴスOPアニメで豪華に幕開け!
これはそのうちAIWのHPに、ムービーがアップされるだろうから、どんなモノなのかは直接確かめてくれ。
【MADテープ大全集1】
まだ大阪では見せてなかったMADモノを紹介。
映像・機動戦艦ナデシコ/音楽・エヴァンゲリオン
映像・勇者王ガオガイガー/音楽・ポケットモンスター
映像・はれときどきぶた/音楽・コンバトラーV
【超レトロHアニメ】
戦前に作られたアメリカ製のポルノアニメを2本紹介。
まずはディズニーの「白雪姫」をパロった1本。もちろん白雪姫が七人の小人や王子様とハメハメしちゃうワケだな。
ちゃんと動きもキャラデザも、当然の事ながら古〜いアメリカ〜ン様式。おまけにアメリカンカートゥーン特有の、しょーもないギャグもてんこもりだから、全然Hな気分になんかなれないぞ。
もう1本は更に古く、1920年代のもの。モノクロで「恐竜ガーディ」や「フィリックス」みたいなシンプルな画面。
ポルノアニメというのは、アニメの誕生と共にあったんだなぁとしみじみ感慨にふけってしまう作品。でもやっぱしギャグてんこもり(笑)。
【カートゥーンネットワークのCM】
衛星放送の「カートゥーンネットワーク」の自社CMは妙に濃いぞ!
凝りに凝った「スカイキッドブラック魔王」や「ドルーピー」の番宣、さらに「突然手の中からトンカチがでる」「やたら細い木の影に隠れる」といった、アメリカン・カートゥーンのワンパターンギャグを、自虐的にネタにしたCMは秀逸。
【映画版ブラックジャック】
大林宣彦の大失敗作、あの漫画「ブラックジャック」を宍戸錠主演で、無理矢理実写映画化した「瞳の中の訪問者」を紹介。
宍戸の変なメイク、殴りつけたくなるよーなクソガキなピノコ、めちゃくちゃ怪しい手術室のセットなど、「逆の意味」での見どころいっぱい。
クライマックスの湖での殺人シーンの、過剰すぎる演出も捨てがたい。
この後は、大阪では初紹介の「ザ・シンプソンズ」、サイテーメキシコ映画「脳を食う怪物」「シップ・オブ・モンスター」、さらにトホホな韓国映画「トランストディ」などで盛り上がったり盛り下がったりして、昼の部終了。
<夜の部>
さて今回は昼夜入れ替え制であり、夜の部も同内容で進めるつもりだったのだが、ここで観客の6割が昼の部から引き続いて夜の部にも来ているという、非常に困った…、いやいや熱心な人々(笑)である事が判明。
急遽、夜の部のネタを変更する事に。
【MADテープ大全集2】
…と、いうわけでMADテープも本来紹介する予定で無かったモノも含めて、急いで引っぱり出してみた。
映像・機動戦艦ナデシコ/音楽・エヴァンゲリオン
映像・はれときどきぶた/音楽・コンバトラーV
映像・北斗の拳/音楽・クレヨンしんちゃん
映像・セーラームーン/音楽・パタリロ
映像・超人機メタルダー/音楽・がんばれロボコン
映像・きんぎょ注意報/音楽・太陽の牙ダグラム
映像・Gガンダム/音楽・ヤットデタマン
映像・マクロスプラス/音楽・スカイキッドブラック魔王
【デスヨ君、海洋堂へ行く】
デジタル衛星系で放映されている「地球防衛放送パンドラ」から、「日本一ヘタクソな造形師・デスヨ君」の巻を紹介。
(語尾に「〜ですよ」とつけるクセがあるので、通称「デスヨ君」と言われている)
最初は自分の作品に自信満々だったデスヨ君が、海洋堂の若旦那から徹底的にそのヘタクソさを罵倒されるサマが哀れ。しかし、若旦那が次々繰り出す大阪弁の悪口が、テンポといい内容といい、見事に「芸」になっていて痛快なのもまた事実。
【ゴジラの霊】
これはアミーゴスというより、トンデモ本系のネタ。
18才で他界したゴジラマニアの少年の霊と、その母親の「霊界通信」を記録した本。
「おかあさん、僕が生まれかわってきて、ビデオを見る時のために、ゴジラとジェイデッカーとマイトガインをビデオに録っておいてくれ。映画版のロストワールドのビデオも買っておいてや」と、霊界からメッセージが伝わってくるあたりがスゴイ。
彼が霊界で修行中に、円谷英二特技監督に会っちゃうのはちょっとうらやましいぞ!
【部分起動爆撃系人工精霊】
雑誌「婦人生活」のベストシリーズ「運命の恋と結婚の行方」(この本自体は普通)に載ったムチャクチャな通販広告を紹介。
よくある「幸運のペンダント」系の商品なのだが、ネーミングとコピーはイッちゃってるのだ。
「任侠妖術ここに極まる! 量子力学がもたらす最新鋭の霊符・アストラルダイアグラム」¥12800−とか、「部分起動爆撃系人工精霊」¥8900−とか、「機械神ギーガ・ギスのPハッカー(パチンコに勝てるお守り)」¥38000−とか、本当にこんなの買う人いるのかしら??
…というような新ネタを披露した後、「ミスタービル」「ロリータアニメ・えり子の夏」「ぼくのセクシャルハラスメント2」、そしてこの日3本目のメキシコサイテー映画「ロボットVSアステカのミイラ」など。最後はいつも通り質疑応答コーナーで締め。