オタクアミーゴス in九州(98/11/3)


 とうとうオタアミも九州・博多にまで進出だ!
 初めての土地という事もあり、事前はお客さんの入りやら、会場設備やらに不安大であったが、フタを開けてみれば九州のオタクもばっちし濃くて、大成功に終わったぞ。

【九州でもMADテープ大会】
 やっぱしお初の土地でのツカミはこれ。前回(10/24)のロフト公演後に入手した新作まであるのが、今日びのMADテープ界のコワいところ(笑)。

 映像・勇者王ガオガイガー/音楽・ポケットモンスター
 映像・はれときどきぶた/音楽・コンバトラーV
 映像・マクロスプラス/音楽・スカイキッドブラック魔王
 映像・北斗の拳/音楽・怪物くん
 映像・セーラームーン/音楽・オタスケマン
 映像・機動戦艦ナデシコ/音楽・エヴァンゲリオン
 映像・オウム真理教のアニメ/音楽・光戦隊マスクマン

 内容的には初めて「MADテープ」という世界を知った人にもわかりやすい構成にしてみました。次に行く時には、九州産のMADが出てくるといいな(笑)。

【効果音CDの世界】
 自主制作映画を作る時になんかに便利な効果音CD。でもよく聞いてみると、中にはどう考えても「使えない」モノが結構混じってるぞ。
 たとえば「物売りの声」CDに入ってる「ゴム靴修繕」
 こんなの、どういう機会に使うんだ? しかも枯れたオヤジの声で繰り返し「ゴム靴修繕…、ゴム靴修繕…」と、音が迫ってきて、夜中に一人で聞いてたらすごくコワイ一品。
 この他にも「未来都市」やら「宇宙人の声」やら「UFO着陸音」といった、今となってはとても使えない昭和30年代調のSF音。
 さらに「アフリカのジャングル」「インドのジャングル」「アマゾンのジャングル」「変なジャングル」など、どこがどう違うのかよくわかんないけど、音響制作者のジャングルへの妙なこだわりだけは感じられるCDなどを紹介。

【ロボットウォーズ&サバイバル・リサーチ・ラボ】
 アメリカの大学生などに流行している「ロボットウォーズ大会」のビデオを紹介。
 ラジコン操作のロボット同士を壊れるまで戦わせるホビーだ。回転ノコギリやチェーンソーを装備した物騒な破壊ロボットが多いぞ。
 これの原点になったのが、西海岸を中心に活躍していたアート集団サバイバル・リサーチ・ラボラトリーズ。
 同じくラジコン操作の全長3メートルのロボットが、火炎放射器や回転ノコギリや圧搾空気砲でお互いを破壊しあう、というパフォーマンスだ。アートというより、もはや「レイバー犯罪」に近い(笑)。
 もちろん、あまりに危険なので、現在は活動停止処分となっている。

【自主制作映画の世界】
 「電通大の実写版エヴァ」「それゆけ!カンパンマン」「ロリータアニメ・えり子の夏」など、今までの公演でも好評だったものを上映。

【九州ファンはエロネタがお好き】
 これまた定番の唐沢氏による「発情期ブルマ検査」朗読をやったら大ウケ。
 それじゃあってんで、あの痛い「赤城くんのAV」を見せても、九州人、一向にひるむ様子無し。
 やっぱし南国はおおらかなんだなぁと実感(笑)。
 その後、予定を変更して「ぼくのセクシャルハラスメント2」「淫獣大決戦」なども紹介する事にする。しかし下ネタ好きだね。

 ラストはいつもの通り質疑応答と、「ストレッチマン」やカーク船長のメッセージビデオでシメ。
 しかし「古本屋も買い取り拒否する」青池保子のファンはやっぱし変だ…。


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