とうとうオタアミも九州・博多にまで進出だ!
初めての土地という事もあり、事前はお客さんの入りやら、会場設備やらに不安大であったが、フタを開けてみれば九州のオタクもばっちし濃くて、大成功に終わったぞ。
【九州でもMADテープ大会】
やっぱしお初の土地でのツカミはこれ。前回(10/24)のロフト公演後に入手した新作まであるのが、今日びのMADテープ界のコワいところ(笑)。
映像・勇者王ガオガイガー/音楽・ポケットモンスター
映像・はれときどきぶた/音楽・コンバトラーV
映像・マクロスプラス/音楽・スカイキッドブラック魔王
映像・北斗の拳/音楽・怪物くん
映像・セーラームーン/音楽・オタスケマン
映像・機動戦艦ナデシコ/音楽・エヴァンゲリオン
映像・オウム真理教のアニメ/音楽・光戦隊マスクマン
内容的には初めて「MADテープ」という世界を知った人にもわかりやすい構成にしてみました。次に行く時には、九州産のMADが出てくるといいな(笑)。
【効果音CDの世界】
自主制作映画を作る時になんかに便利な効果音CD。でもよく聞いてみると、中にはどう考えても「使えない」モノが結構混じってるぞ。
たとえば「物売りの声」CDに入ってる「ゴム靴修繕」
こんなの、どういう機会に使うんだ? しかも枯れたオヤジの声で繰り返し「ゴム靴修繕…、ゴム靴修繕…」と、音が迫ってきて、夜中に一人で聞いてたらすごくコワイ一品。
この他にも「未来都市」やら「宇宙人の声」やら「UFO着陸音」といった、今となってはとても使えない昭和30年代調のSF音。
さらに「アフリカのジャングル」「インドのジャングル」「アマゾンのジャングル」「変なジャングル」など、どこがどう違うのかよくわかんないけど、音響制作者のジャングルへの妙なこだわりだけは感じられるCDなどを紹介。
【ロボットウォーズ&サバイバル・リサーチ・ラボ】
アメリカの大学生などに流行している「ロボットウォーズ大会」のビデオを紹介。
ラジコン操作のロボット同士を壊れるまで戦わせるホビーだ。回転ノコギリやチェーンソーを装備した物騒な破壊ロボットが多いぞ。
これの原点になったのが、西海岸を中心に活躍していたアート集団サバイバル・リサーチ・ラボラトリーズ。
同じくラジコン操作の全長3メートルのロボットが、火炎放射器や回転ノコギリや圧搾空気砲でお互いを破壊しあう、というパフォーマンスだ。アートというより、もはや「レイバー犯罪」に近い(笑)。
もちろん、あまりに危険なので、現在は活動停止処分となっている。
【自主制作映画の世界】
「電通大の実写版エヴァ」「それゆけ!カンパンマン」「ロリータアニメ・えり子の夏」など、今までの公演でも好評だったものを上映。
【九州ファンはエロネタがお好き】
これまた定番の唐沢氏による「発情期ブルマ検査」朗読をやったら大ウケ。
それじゃあってんで、あの痛い「赤城くんのAV」を見せても、九州人、一向にひるむ様子無し。
やっぱし南国はおおらかなんだなぁと実感(笑)。
その後、予定を変更して「ぼくのセクシャルハラスメント2」「淫獣大決戦」なども紹介する事にする。しかし下ネタ好きだね。
ラストはいつもの通り質疑応答と、「ストレッチマン」やカーク船長のメッセージビデオでシメ。
しかし「古本屋も買い取り拒否する」青池保子のファンはやっぱし変だ…。