この日の大阪地方は台風の影響で天気が悪く、「どのくらい観客が集まるか?」と不安な幕開け。しかしフタを開ければ開場30分で椅子席が埋まり、立ち見がでる程の大盛況!
最終的に定員150の会場にギッシリ230人詰めの公演となりました。開演10分前には入場をお断りしなければならない状態となってしまい、せっかく来たのに入れなかった皆さんゴメンなさい。
さて今回は地元大阪に帰って来た解放感からか、冒頭から岡田斗司夫が飛ばす飛ばす!
まずは大阪ゼネプロ時代のエピソード。岡田がある日、桃谷のショップで店番をしていると、遠くからミンキーモモの主題歌が聞こえてきた。「ニューヨークの黒人みたいに、ラジカセをかかえて歩いとるんかな?」と思って店の外を覗くと、TVモニターをかつぎ、据え置き型ビデオを手に持ってミンキーモモを再生しながら商店街を練り歩く、恐怖の体力男がやってくる! あわててシャッターを閉めたと言う岡田。「だってどう考えても俺の店の客だもの!」場内大爆笑!
続いてビデオ上映。「デスレース2000の映像にマッハGOGOGOの主題歌」「ロボコップの映像にロボット刑事Kの主題歌」「白雪姫の七人の小人の映像にワイルド7の主題歌」「バットマンの映像に黄金バット」などなど、あの中野貴雄や河崎実も参加したMAD TAPE集。
唐沢の新ネタはオカルト雑誌「ムー」の変な広告、変な投稿イラスト大全集。
この後は「巨人の星爆笑シーン集」「日米パクリ大全集」「小津安二郎のゴジラ」「円谷英二のエレファントマン」「国防挺身隊」などなど、今までのロフト公演で好評だったネタの連発攻撃!
とどめはやっぱし「ファイティングマン」! そのあまりのヘナチョコぶりに、笑いにウルサい大阪の客も完全K.O! 実に充実した3時間でありました。
特筆すべきは、代表の茶臼山鮒子さんをはじめとする主催団体A.I.W(アミーゴス・イン・ウエスト)のスタッフの手際が非常に良かった事。事前の綿密な準備、広告、そして当日の混雑のさばき方など、お見事でした。おかげでアミーゴス側としては、今までで一番気持ち良くやれた公演となりました。
第2回も、早くやりたいね。今度は「ファイティングマン2」だ!