オタクアミーゴス5(96/6/23)


 地方公演も決まってますます絶好調のオタクアミーゴス! さーて今回の演目は…。

【海外アニメOP集】
 アニメ研究家ロト氏編集による、海外版日本アニメのOP集。登場したのは英語やスペイン語(メキシコ版)による「マジンガーZ」「グレンダイザー」「テクノボイジャー」「ロボテック」「マッハGOGOGO」「タイムボカン」「宇宙海賊キャプテンハーロック」などなど。元のOPよりカッコイイのもあれば、大失笑モノも…。
 それにしても、音楽や歌手が違うだけでこうも番組のイメージが変わってしまうものか? 「アニメソングは大和魂が入ってないとダメだ!」とあらためて痛感。

【韓国版ストリートファイター2】
 おそらくカプコンの許可を得ずに韓国で勝手に作った、実写版ストリートファイター2! とにかくキャスティングがムチャクチャ。ただのガキが演じるリュウやケン、ガイルにバイソン。日本人への嫌味としか思えないクソデブなエドモンド本田。ほとんど怪獣扱いのぞんざいなブランカ。
 ワイヤーワークで無理矢理女の子を逆さ吊りにして撮った、春麗のスピニングバードキックと、チャチい特撮で手足が50mくらい伸びまくるダルシムに場内大爆笑。

【著作権判例百選】
 著作権に関する裁判の判例を集めた、マジメで分厚い法律書。ただし扱っている事例が「ライダーマン事件」「ドテラマン事件」など、キャラクタービジネスに関するモノが多いため、オタクにとっても興味大。法律用語で厳格に定義された「キャンディキャンディ」や「キューティハニー」は、なんとなく変。
 興味のある方は、大書店でこの本探して読んでみてね。

【楯の会の歌】
 唐沢俊一氏が秘密ルートで入手した、三島由起夫の「楯の会」の会歌。もろアニメ・特撮ソング調で燃える曲! 笑ってはいかんが。

【一本木蛮の同人誌】
 「一本木蛮の処女を奪う!」という妄想に取り付かれた人の作った、ちょっとストーカー的な同人誌。ヘタクソでなおかつ下品なイラストと、電波系の人特有の文字と文章が強烈な味を出している。「コミケの匂いは汗の匂い。汗の匂いは処女の匂い」等、キ○ガイならではの名文多し。
 この他にも、岡田氏秘蔵の「ちょっとイッちゃった人からの手紙」を特別公開。

【持ち込みビデオ】
 お客さんからの持ち込みビデオ。内容は自主製作映画集だが、これがなかなかアタリの作品ぞろい。「小津安二郎のゴジラ」「円谷英二のエレファントマン」「江戸川ファイト・イス人間第一号」他。

【実写版・編集王】
 これも自主製作ビデオ。河原で「ウルトラファイト」調にどつき合いを繰り広げる「なかよし編集者」VS「りぼん編集者」の果てなき戦い。謎の覆面編集者の正体は!?

【唐沢ビデオコレクション】
 1000本を越えるという唐沢氏の「クズ映画ビデオコレクション」から、面白いジャケット集。(内容まで紹介してるととても時間が足りないので。)
 「殺人豚」「ザンゴリラ」「ランボー者」「くの一ニンジャ」「死霊の盆踊り」などなど、パッケージ以外に価値のないような作品が続々登場。

【ザ・シンプソンズ入門】
 今やオタクアミーゴスの定番、はーらんえりすん先生による「ザ・シンプソンズ入門」。今回は先日WOWOWで放映されたばかりの新ネタ、「ストーンカッターズ」の回の紹介。「ストーンカッターズ」とは「フリーメイソン」のパロディ。陰謀論までギャグのネタにしちゃうシンプソンズの奥深さには感服。


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