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佐賀県内9市と佐大、熊本へ物資発送

水や毛布、患者用給食など

2016年04月19日 09時52分

水や毛布、ブルーシートなどの救援物資をトラックに詰め込む市職員=佐賀市役所大和支所
水や毛布、ブルーシートなどの救援物資をトラックに詰め込む市職員=佐賀市役所大和支所

 佐賀市など県内9市や佐賀大学は18日、水や毛布、備蓄食などを熊本へ発送した。

 武雄市を除く9市が物資を佐賀市役所大和支所に集め、10トントラック2台に積み込んだ。物資は水500ミリリットルを8660本、1・5リットルを48本、2リットルを2534本、毛布720枚、マット780枚、ブルーシート510枚、給水袋3千袋、割りばし2千本。

 佐賀大は、医学部付属病院の備蓄食を熊本大(熊本市)に届けた。備蓄食はハンバーグや筑前煮、サバのみそ煮など。19日も患者用の給食1800食分と2リットル入りの水2400本、紙コップ1600個を送る。東日本大震災後の2011年6月、九州にある11の国立大学が結んだ災害時連携協定に基づく初の支援。

 また佐賀市若宮の「嬉乃すし」は18日早朝、約500人前の巻きずしなどを熊本県まで運んだ。社長の加藤昭博さん(57)や、おかみの加藤久美子さん(57)が「少しでも役に立ちたい」と、従業員と協力し17日朝から約40升の米を炊いた。久美子さんは「持っていけてよかった。また届けたい」と話した。

※佐賀新聞電子版(http://www.saga-s.co.jp/viewer/plan.html)に動画

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