【iPhone4S】iOS8.4.1からiOS6.1.3へダウングレード・脱獄(Jailbreak)を試してみた

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とある日、音楽プレイヤーと化しているiPhone4sに音楽を入れようとしてパソコンに繋いでiTunesから音楽を入れようとしたら失敗してOSをアップデートしちゃいました。
ま、いいかなと思って使ってみたもののあまりの使いにくさ(※特にミュージックアプリ)に意気消沈。以前のOSにダウングレードしたいという気持ちから頑張ってやってみました。

結果、脱獄は出来ませんでした、、、さらなる情報を待って試してみようと思います。

はじめる前に

注意点があります。
脱獄(Jailbreak)は、(そんな記事書くなよ!ってなるかもしれませんが)大変危険な行為です。最悪動かなくなる可能性もありますので自己責任でお願いします
また、ダウングレードからのバックアップのリストアはできません。最悪、工場の出荷状態になる覚悟でいましょう。

必要なアプリケーションをダウンロードする

下記、2つのアプリケーションをダウンロードします。

odysseusOTA
odysseusOTA-v2.2.zipのダウンロード

iPhone4S iOS6.1.3 IPSW
iPhone4S iOS6.1.3 IPSWのダウンロード

このアプリケーションを使って脱獄・ダウングレードをしていきます。
それぞれのファイルは分かりやすいようにデスクトップに設置することをおすすめします。

ダウングレード用のカスタムファームウェアを生成

コマンドラインで操作していきますのでターミナルを起動します。ターミナルは、アプリケーション→ユーティリティの中にあります。
スクリーンショット_2016-01-14_0_52_20

起動すると下記のような黒い画面が表示されます。
スクリーンショット 2016-01-14 1.00.52

このターミナルに下記コマンドを入力してさっきダウンロードしたodysseusOTAのフォルダー内にアクセスします。私はさっきデスクトップ上にダウンロードして解凍したので次のようにコマンドを入力します。デスクトップ以外にフォルダーを置いた方はそのフォルダーまでのパスを入力してください。
※例としてDownloadsにodysseusOTAを置いている場合は cd Downloads/odysseusOTA とコマンドを入力します。

cd Desktop/odysseusOTA

コマンドを入力すると下記のように表示がodysseusOTAに変わります。
スクリーンショット_2016-01-14_1_05_31

フォルダーの中身を下記コマンドを入力して確認します。

ls -al

フォルダーの中身が下記のように表示されたら成功です。
スクリーンショット_2016-01-14_1_12_46

次に表示されたmacosフォルダーの中へ下記コマンドでアクセスします。

cd macos

続いて下記コマンドを入力します。~/Desktop/iPhone4,1_6.1.3_10B329_Restore.ipswはデスクトップに置いている場合です。それ以外の場所に置いている場合はそのパスにあわせて設定します。

./ipsw ~/Desktop/iPhone4,1_6.1.3_10B329_Restore.ipsw custom_downgrade.ipsw -bbupdate

上記コマンドを走らせると物凄い勢いでコードが流れていきます(笑)怪しいことは行われていないのでご安心を。ダウングレード用のカスタムファームウェアを生成している過程が流れているようです。

下記のように表示されたら無事完了です。
スクリーンショット 2016-01-14 1.29.34

OTA用のSHSHを取得

iPhone4sをUSBでMacにして、以下コマンドを入力します。

./idevicerestore -t custom_downgrade.ipsw

下記のように表示されたらSHSHの取得は完了です。
スクリーンショット 2016-01-14 1.39.20

続けて下記コマンドを入力します。

./xpwntool `unzip -j custom_downgrade.ipsw 'Firmware/dfu/iBSS*' | awk '/inflating/{print $2}'` pwnediBSS

今回は今までと違って何も処理結果が表示されません。
正常に完了したかどうかはlsコマンドを使って下記ファイルがあるかどうか確認します。
スクリーンショット_2016-01-14_1_43_36

四角で囲んだファイルがあれば無事完了です。

脱獄(Jailbreak)してCydiaを追加を試みる

ついに脱獄(Jailbreak)をしていきます。脱獄する前は必ずバックアップをとってください。
私は「TaiG v2」という脱獄(Jailbreak)ツールを使いました。

TaiG v2」の対応状況は以下のようです。

『iOS 8.1.3』、『iOS 8.2』、『iOS 8.3』、『iOS 8.4』が動いている以下のデバイスに対応。

iPhone 4S、iPhone 5、iPhone 5c、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus
iPod touch 5G、iPod touch 6G
iPad 2、iPad 3、iPad 4、iPad Air、iPad Air 2
iPad mini、iPad mini Retina、iPad mini 3

最新版の「TaiG v2」は下記公式ページからダウンロードできます。
http://www.taig.com/en/
※WindowsとMacそれぞれツールが用意されていて、現段階のバージョンはそれぞれ2.4.5とバージョン1.1.0のようです。

今回はMacで進めていきます。
Mac用のツール(バージョン1.1.0)をダウンロードします。すると、TaiGjailbreak_V110.dmgというファイルがダウンロードされますのでインストールします。
インストールしたらアプリケーションフォルダー内にTaiGjailbreak.appというアプリケーションがあるので起動します。

すると下記画面が表示されます。
スクリーンショット_2016-01-14_2_21_14

3K Assistantのチェックを外します。
スクリーンショット_2016-01-14_2_22_43

ここまで行ったものの肝心の「Start」がグレーアウトしてクリックできない。よく見てみるとiOS8.4.1は脱獄に対応していませんでした。と、いうことでどうにかiOS8.4.1からiOS8.4もしくは脱獄可能なバージョンに落とせないかと下記を試してみました。

iPhone4SのOSをiOS8.4.1からiOS8.4へのダウングレードを試してみた
iPhone4SのiOS8.4.1の脱獄(Semi Jailbreak)を試してみた
iPhone4SのiOS8.4.1の脱獄(taig8)を試してみた

どうやら現在(2016年1月15日時点)は、脱獄は出来てもツールまでの提供はされていないようです。新しい情報が入り次第また試そうと思います。

参考文献

SHSHなしでiPhone4sをiOS6にダウングレードするための注意点や事前準備

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