ムダ毛を薄くするための方法4個。あなたに合うものは?
・いつも使っている化粧水で効果が出るらしい
・毛抜きで処理し続ければいつかは薄くなるらしい
ムダ毛を薄くする方法については色んな情報が出回っていますが、少なくとも上の3つはどれも間違い。
いくら頑張っても薄くなることはないし、場合によっては肌トラブルが起こるかもしれません。
例えば、毛抜きでの処理は肌にとっても悪いです。
埋没毛や炎症等の肌トラブルを引き起こす可能性があるのに、安くて簡単に処理できるためか、リスクを重視しない人は多いですが…。
安全に、そして確実にムダ毛を薄くする為には正しい知識、やり方で実践していく必要があります。
ここでは、ムダ毛を薄くする方法を4つ紹介します。どれも王道なので、効果は期待できますし、安全性も高いです。
目次
抑毛効果が期待できるのはどれ?
方法 | 効果 |
---|---|
脱毛クリニック | 照射レベルが非常に高い。ムダ毛を薄くするだけなら2回目くらいには効果できる。ただし費用は高くなる |
脱毛エステ | 3、4回程度の施術でムダ毛が薄くなり始める。リーズナブルな料金プランが魅力 |
家庭用脱毛器 | 家庭用脱毛器は、家庭で誰でも使えるように照射レベルが低く設定されているので、5~6回くらいの使用で効果が実感できる |
抑毛ローション | 豆乳やパイナップルが原料になっていて、肌に負担をかけずにムダ毛を細くすることができる。ただし効果が現れるまでに数カ月要する |
【解説】
実は産毛が苦手なエステ&クリニック
自己処理をするなら、ワキ毛よりも腕のような産毛に近い部位のほうがキレイに処理できますが、脱毛エステやクリニックでは逆になります。
毛の黒い色素に反応する特殊な光によって毛の成長を促す毛包(毛母細胞・毛乳頭など)を壊していくことで、次第に毛が生えにくくなる→毛が生えなくなっていきます。
産毛や細い毛は色素が薄いので、脱毛マシンの熱エネルギーの吸収が上手くできません。
そのため、肌にダメージを与えない程度にエネルギーを調整しなくてはいけませんし、施術に通う回数も多くなります。
普通~濃いムダ毛は、エステとクリニックの得意分野なので少ない回数で薄くすることは可能ですが、産毛がびっしり生えている部位を薄く…ということであれば、時間がかかると思っていたほうが良いです。
抑毛ローションで脇やVIOラインといった濃い毛が生えている部位には、なかなか効果を発揮しませんが、産毛には良い変化が見られます。
遅くても2、3カ月くらいでは薄くなってきたと実感できるでしょう。
即効性を求めるなら脱毛クリニック
脱毛クリニックは5、6回程度の施術で、ほぼムダ毛がない状態になります。
脱毛エステで完璧に近い脱毛をするとなると、12回以上は必要になりますからこの差は大きいですよね。
少ない回数で脱毛できるということは、少ない回数で抑毛効果も得られるということですから、2、3回あたりからは明らかにムダ毛が減り、まだ生えている部分も細くなっていることがハッキリと分かります。
安さを取るなら抑毛ローション
抑毛ローションは、3,000円くらいで購入可能ですから、他のどの方法よりも安いです。
どこかに通う必要もありませんし、ただ塗るだけの簡単ケアなので、無理せず続けられるのは大きなメリット。肌にも優しいですし、美肌成分が配合されている商品も多いです。
抑毛ローションは、自己処理と併用することで処理の回数が減ったり、まだ脱毛は早い子どもが使用するにはもってこいなんです。
ただし、抑毛ローションがあなたの希望通りの効果かどうかは検討しなくてはいけません。
・効果が現れるまでに時間がかかる
・太い毛には効果が現れにくい
・ムダ毛を薄くするというよりも、ムダ毛の成長を遅らせることができる商品
効果が現れるまで気長に待つことができるのか?という点が、一番の判断基準になりそうです。
抑毛ローションが一番安いとお話しましたが、部位やキャンペーンによってはエステのほうが安くなります。
ミュゼプラチナムでは、脇脱毛とVラインがセットになって100円、しかも通い放題ですから文句なしの激安プランです。
家にいながら仕上がりにこだわるなら家庭用脱毛器
最近の家庭用脱毛器は、脱毛効果の長持ちが目的であれば満足できないかもしれませんが、薄くしたいならピッタリのアイテムです。
しかも、エステやクリニックと同じ脱毛方法ですから、仕上がりもとてもキレイです。
ただ、IラインやOライン、目の周辺については、メーカー側が使用を認めていないので、注意してください。後は見えにくい部位、手が届かない部位については家族にやってもらうなどして、安全面に配慮する必要があります。
ここで取り上げている方法は、どれもムダ毛を薄くすることが可能ですが、料金や効果が現れる時期、気軽さ等、全体的に見れば脱毛エステが最もバランスが取れています。特にリーズナブルという点は大きいですね。全身脱毛であっても、月額制プランを利用すれば1万円以下で通える所も増えてきましたし、部分脱毛もキャンペーンが充実していて激安でお試しできるようになりました。永久脱毛にしたいとか、ムダ毛が1本もない完璧な脱毛をしたいなら、クリニックがその希望に近づけてくれるでしょう。でも、ムダ毛を薄くしたいということであれば、エステサロンで期待以上の効果を実感できますよ。
番外編)食生活も見直そう。ムダ毛×ホルモンバランス
ムダ毛の濃さは遺伝によるものが大きいですが、普段の食事も影響しているかもしれません。
毛は男性ホルモンの分泌が増えると濃くなりますが、女性ホルモンが増えると薄くなっていきますので、男性のほうが体毛が濃くなります。
ただし、男性ホルモンは女性にも分泌されます。
もしも男性ホルモンの分泌を促進する食事が習慣になっていた場合、体毛が濃くなる可能性は十分にあるのです。
・動物性たんぱく質を含んでいる食べ物(牛肉や豚肉の赤み等)
・亜鉛が豊富な食べ物(牡蠣等)
・砂糖をたっぷり含んでいる食べ物(チョコレートやあんこ等)
・小麦粉から作られた食べ物(パンやうどん等)
・塩辛い食べ物(味付け)
・女性ホルモンと似た作用がある食べ物(豆腐や納豆、味噌、醤油など大豆で作られた食品)
・GI値が低い食べ物(ひじきやさつまいも、玄米等)
男性ホルモンの分泌を促す食べ物と言っても、過剰に摂取するのは良くないという意味なので、どの食品もバランス良く取り入れてください。
もし過剰摂取していたかも…と思い当たるのであれば、ぜひ食生活を見直してみましょう。
食事だけでムダ毛を薄くすることはできませんが、ホルモンバランスとムダ毛は密接に関係しているので、無視はできません。
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