日本統治下のソウル、経常支出の半分はふん尿処理費だった

2016/04/20 10:06

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 2016年のソウル市の財政で最も額が大きいものは何か。答えは、予算全体の34.7%、8兆3893億ウォン(約8065億円)に達する福祉費だ。  ならば、時計を戻して、植民地時代の1910年代ではどうだろうか。  ソウル歴史編さん院が『ソウルと歴史』第93号に収録した研究論文を見ると、このような答えが載っている。  当時、京城府(現在のソウル市)の最大の業務は「ふん尿の処理」だった。京城府の

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