「寄付しました」って言うのは偽善?
九州で大きな地震が続いてます。こんなときに遠くに住む人間としてすぐに協力できるのが寄付。つまりお金の援助です。でも寄付をしたことを公言すると「偽善者」と言われたりすることがあります。
「寄付をした」って言うのは偽善なんでしょうか?
私はむしろ公言したほうが良いと思ってます。
寄付しました
今回の熊本県を中心とした九州の地震でも寄付をしました。寄付に利用したのはYahoo!ネット募金です。
ヤフーウォレットにクレジットカードの登録がしてあれば、いつでもどこでも簡単に寄付ができます。Tポイントでも寄付できるのがユニークです。
Yahoo!ネット募金では一定の寄付額までは、自分が寄付した額と同額をYahoo! JAPANからも寄付してくれるマッチング募金という仕組みがあります。今回は2000万円が上限でした。
自分が寄付をするとヤフーも一緒に寄付してくれます。
これ、良い仕組みだと思います。なので寄付をするときはYahoo!ネット募金を利用してます。
寄付はコンビニでも気軽にできますね。釣り銭の小銭でも十分です。ひとりの寄付が大金でなくても多くの人が協力すれば大きなお金になります。
公言したほうが良い理由
寄付をしたことを公言すると偽善者呼ばわりされることがあります。善行は黙ってやるものだと考える人もいます。
それはそれで良いです。ゴミを拾ったとか、いちいち言うことでもありませんから。
でも、大きな災害には大きなチカラが必要になります。
Yahoo!ネット募金では4月20日現在で3億7000万円ほどの寄付があります。大金のようだけど、この額って普通の民家が数件、せいぜい十数件しか建てられない額です。広範囲に被害が広がった街の復興を考えたらぜんぜん足りません。募金はヤフーだけじゃないけど、お金が足りない様子は容易に想像できます。
お金だけじゃなく、ボランティア活動も必要です。被災地の準備が整えばボランティア活動も盛んになるでしょう。
そんなチカラを集めるために、みんなで協力し合っているムードを作ることは大事だと思います。
そういうムードを盛り上げるためにも、自分たちの善行は、たとえ偽善であっても黙って行うのではなく「やったよ!」って言うことが大事だと思うんです。
ムードがなければ「協力しなくても大丈夫なんじゃないか」と思う人も出てくるんじゃないかな。
ムードがあれば「あれ、これ協力しないとヤバいんじゃね?」って思う人が増えるんじゃないかな。
だから声をあげることは大事だと思います。
やらない偽善よりやる偽善
被災地には困ってる人たちがたくさんいます。
偽善かどうかなんて関係ないです。
その行いが詐欺や犯罪でなければ、他人から何と言われようと構いません。
偽善でいいです。
はいはい。偽善偽善。
人の行いを横目で見ながら動かない人よりも「寄付しました〜!」って言ってる人のほうが素敵です。
もちろん黙ってやってもいいんですけどね。
でも、どうせなら公言してまわりを巻き込んだほうがいいです。協力を強制するのは良くないけど、行動を見せつけるだけでつられて動く人もいますから。
さいごに
東日本大震災では復興資金が足りずに復興税というものができました。今回の地震でも相当な額のお金が必要でしょう。
ニュース映像で、がけ崩れや倒壊した建物を見て、あれを復興するのにはいくらお金が必要だろうと考えると…いや、もう私には想像できないんですけど。
建物だけでなく、食料や生活に必要な物資も考えると100億円でもぜんぜん足りないですよね。地震続いてるし。
今月の給料が入ったら追加で寄付する予定です。
はい、偽善です。難しいことはわかりませんが、きっと熊本にいる親戚にも何かが届くと思っています。
それではまた。