Yahoo!が2016年夏をめどに、Yahoo!マネーという電子マネーの発行を開始するようなんですが、さすがにこれ以上、電子マネーやらポイントカードやらが増えると、なんだかだ全部、共倒れになってしまいそうな気がするのは私だけでしょうか?
せっかくYahoo!ポイントが廃止されてTポイントに統合されたというのに、Tマネー(Tポイントカードで使える電子マネー)とYahooマネーを別にすればまたゴチャゴチャな感じに…。
他にもイオンやJR東日本、NTTドコモといった会社がポイントカード事業に参入したりと、もう消費者の立場からすると「いい加減にしてくれ!」という気がしてしまいます(主要なポイントカードは下記記事にて)。
そもそもJR系の電子マネーがいけない?
まぁこういう中小の電子マネーが入り乱れ、ゴチャゴチャな状態になっているのは何も今にはじまったことではありません。
一番最初に鉄道会社がそれぞれで電子マネーを発行し、SUGOCA、Suica、PASMO、TOICA、PiTaPa、ICOCA、nimoca、はやかけん、Kitacaなど、さまざまな電子マネーが生まれてしまったのがすべての始まり。
SuicaはJR東日本エリア以外ではオートチャージが出来ないとか、PiTaPaはPiTaPa圏外だとチャージしないと使えない、そして広島のPASPYエリアではSuicaは使えないけれども、伊丹空港からのリムジンバスではSuicaが使えるようになってきた…等々、もうね、毎日こうしてクレジットカードや電子マネーを調べている私でも時々、どれがどうなっているのかわからなくなるほどに複雑なんですよ(苦笑)。
そうじゃなくて北海道でも四国でも、私鉄でも市営地下鉄でもSuicaでいいじゃないですか。そうすればどこでもスムーズに電車やバスに乗れるので、利用者側の利便性もかなり高まるような気がします。
使えるお店もよくわからない:
他にもWAONはファミマやローソンでは使えるけれどもセブンイレブンでは使えないとか、nanacoは逆にセブンイレブンでは使えるけれどもファミマやローソンで使えないなど、電子マネーごとに使えるお店についても統一感なし。こんな状況では利用者が混乱してしまうのは当たり前だと言えます。
- WAON:ファミマやローソンで使えるが、セブンイレブンでは使えない
- nanaco:セブンイレブンでは使えるが、ファミマやローソンでは使えない
その点、クレジットカードについてはVISA、MasterCard、JCBの3つにほぼほぼ集約されているので、使えるお店がわかりやすいですよね。電子マネーについてもこんな感じで、さまざまな電子マネーを横断して使えるような仕組みづくりをしてほしいと思います*1。
ポイントカードも作りすぎ:
電子マネー同様、ポイントカードも多いですよね。2015年後半以降にはじまった&開始予定のポイントカードには下記のようなものがあるんですが、さすがに多すぎです。
- JR東日本系のJREポイント
- NTTドコモ系のdポイント
- 阪急阪神のSポイント
- イオンのWAONポイント
加えてプリペイドカードもとんでもないことに。
スターバックス、モスバーガー、ドトール、フレッシュネスバーガー、珈琲館、サブウェイなどなど、今やどこのファーストフード&コーヒーチェーンでもプリペイドカードを発行している始末です(苦笑)。
こんな感じでカンタンに電子マネーやポイントカード、プリペイドカードといったものを発行できる時代になったのでしょうが、各企業が好き勝手にそれらのものを作っていったら大変なことになってしまいそうな状況…。
前述のように私ですら混乱しはじめているわけですから、一般消費者の方にとってはもっと、難解な状況になっているのでしょう。この先の未来が激しく心配ですね。
以上、さすがに電子マネーやポイントカードが増えすぎだろ…というただの愚痴記事でした。ちょっとすっきりしたので、引き続き、愚痴が貯まるまでは文句を言わずに業界の最新情報を追いかけて行きたいと思います。
参考リンク:
海外では中央銀行が電子マネーを発行する準備に入った…なんてニュースもあるくらいなので、日本でも日銀がいつかは電子マネーを発行するようになるんでしょうね。その日がいつになるかはわかりませんが、それまでに安心&安全で且つ、使いやすい電子マネーの環境整備を、金融庁にはお願いしたいです。
*1:そういう面で交通系ICカードの相互利用は、クレジットカードでいうところの「国際ブランド」と同じ発想ですね。ネットワークを鉄道やバス会社以外にも広げてくれれば、過去のJCBカードのように電子マネーの主流派に躍り出ることができるかもしれません。