大仁田が“パンダ”と熊本の小学校慰問 被災者にカップ麺など配布

2016年4月19日18時54分  スポーツ報知
  • 被災者を慰問した大仁田

 元参院議員でプロレスラーの大仁田厚(58)が19日、熊本市西区の熊本市立城西小学校を訪れ、避難生活を送っている熊本地震の被災者を慰問した。プロレスの九州シリーズ途中に熊本地震が14日に発生し、15日の熊本大会が中止に。17日の鹿児島大会(第一回知覧特攻慰霊プロレス)、18日の宮崎大会をこなし、この日は福岡・遠賀町大会に出場する前に、被災地に立ち寄った。

 大仁田は、熊本市役所の許可を取った上で、約100人が避難生活を送っている城西小に、弟子の保坂秀樹(44)や覆面レスラーのパンダらとともに、水、カップ麺、缶詰、お菓子などを城西小に運んだ。「ご苦労さまです」と校長以下、教職員、ボランティアから歓迎を受けた。

 「元気を失ってるかなと思ったけど、明るく迎えてもらった。校長先生はわざわざみんなに俺たちを紹介してくださった。おばあちゃんから『ありがとねえ…蕎麦の差し入れうれしかよ』なんて感謝の言葉までもらって感激しました」と大仁田。

 「まだまだいろんな物が不足している。いろんな所でも断水のためトイレが使えない状態。コンビニは開いていても品不足が続いている」と被災現場の状況を代弁した。「おじいちゃん、おばあちゃんが、安心して寝られる日が早くきてほしい」としみじみ語った。

 この日の福岡大会までの九州シリーズを復興支援大会として、募金を呼びかけており、27日の東京・後楽園ホール大会でも収益の一部を被災者支援にあてるという。

熊本地震
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