【熊本地震】 あの木村名誉教授が明かした「次に警戒すべき場所」とは!?
画像は「YouTube」より引用
■地震を予測していた研究者は?
多くのマスコミは取り上げていないが、実は今回の熊本地震を予測していた台湾の研究者がいた。過去の記事で紹介した、台湾・地震預測研究所の林湧森氏だ。林氏は3月30日に自身のブログ上で、「4月13日までに日本中部・南部(東京・大阪以南)でM7の大きな地震」が起きると警告していた。上海とロサンゼルス在住の共同研究者がおり、さまざまなデータを林氏に送ってきたという。
また今月9日には、上海の研究者が「3日以内に南日本でM6.3の地震」と予測しており、さらに11日には、ロサンゼルスの研究者が「4月17日18時に南日本でM6+の地震」と予測していた。後者は16日の「本震」に対応するものかもしれない。
ちなみに前述の林氏は、大気電圧の変化を計測することにより地震予知を行っているが、日本でも協力者を探している。日本で共同研究者を見つけたら、日本周辺の地震予測の精度がさらに向上するだろう。測定方法などは林氏が指導するとのことなので、関心がある方は林氏のブログ経由で連絡していただきたい。英語も堪能な人物だ。
■「中央構造線」や「南海トラフ」での巨大地震に要注意
16日に起きたM7.3の本震は、「布田川断層帯」が横ずれした結果発生した地震だった。この断層帯は、西日本から中部・関東地方を横断し、茨城県の太平洋岸に至る日本最大の断層帯である「中央構造線」に連なっている。多くの研究者は、熊本地震が一過性の地震ではないと指摘する。尾池和夫・京都造形芸術大学学長(地震学)は、「紀伊半島や四国の北部を通る中央構造線断層帯での地震の発生にも警戒が必要だ」(産経WEST、2016年4月15日)としており、今後も中央構造線上で大地震が発生する恐れを示唆している。
赤線が中央構造線 画像は「Wikipedia」より引用
中央構造線では、少なくとも過去に5回の大地震が起きている。中でも1596年の「慶長大地震」は、中央構造線に沿って起きた一連の大地震だった。現在の愛媛県で起きた「慶長伊予地震」(M7前後)、その3日後に現在の大分県で「慶長豊後地震」(M7+)、さらにその翌日には現在の京都府で「慶長伏見地震」(M7前後)と、大地震が連発した。このような地震の連鎖が、再度襲ってくる可能性も考えなければならないだろう。
そして熊本地震が、「南海トラフ地震」の発生に影響を与える可能性を示唆する学者たちも少なくない。梅田康弘・京都大学名誉教授は、「過去の事例でも、南海トラフ地震の前には、前兆のように内陸地震が活発化している」(産経WEST、同上)と指摘しているのだ。
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