湘南ゼミナールからステップへの移籍にあたっての声明
平成27年4月10日
湘南ゼミナール 前総合進学事業部教務部 千頭和 邦臣
湘南ゼミナール 前和田町教室長 鬼塚 智也
湘南ゼミナール 前希望ヶ丘教室長 高山 英生
湘南ゼミナール 前荏田南教室長 近藤 亮介
湘南ゼミナール 前上末吉教室長 太田 祐揮
湘南ゼミナール 前教室長 佐藤 良太
湘南ゼミナール 前塚越教室 篠原 潤
他 4名
私達11名は、新年度を迎えるにあたり、従来所属していた湘南ゼミナールを離れ、活動の場を新たにステップに求める決断をいたしました。
3年前、湘南ゼミナールでは会社首脳陣の大幅な交代がありました。3年前に就任した新首脳陣は、従来からの湘南ゼミナールの方針を大幅に変更し、生徒人数を増やすことを何よりも重視するという新方針を打ち出し、実践に移しました。
新方針への転換にともない、広告宣伝の露出が増えたことはもちろん、生徒募集をめぐる業務が格段に増え、今までとは別の会社のように感じることがしばしばありました。その中で、私たちは「生徒数の増加は、生徒・保護者が教務成果に満足した結果の浸透であるべき」という考えから、この新方針に賛同しかね、悩み、迷いながら日々業務を行っていました。
そのような状況の中で、昨年3月、合格者数の表示をめぐるステップとの係争が生じました。湘南ゼミナール社内の情報開示が十分ではなかったため、当初は判断に迷いましたが、情報を知るにつれ、実は湘南ゼミナール側に非があることが分かってきました。
前代表の時代にはしっかり守っていた全国学習塾協会の自主基準に反する広告宣伝を行ったのは湘南ゼミナールの側です。そして、振り返れば私達自身も、チラシやホームページの作成などにおいて、そのような広告宣伝を行うよう指示され、誠実な表記ができませんでした。
この件は、私達を大いに失望させ、葛藤させ、新首脳陣に対する不信の念がますます強まる結果となりました。
このような状況を総合的に判断し、私たちは「生徒と授業こそ最も大切にしたい」との共通の思いから、この度湘南ゼミナールを離れ、「生徒第一」「授業第一」の立場を鮮明にしているステップを新たな職場として選択いたしました。
私達の多くは、長年にわたって湘南ゼミナールで塾講師としての情熱を燃やしてきました。
そして今も湘南ゼミナールに多くの友人、知己がいます。在職中、様々な面で私達を支えてくれた皆さんの心情を思うと、今回の選択は私達にとってまさに苦渋の決断であったことをここに申し添えておきたいと思います。
私達一同、ステップという新たな場で、今まで以上に質の高い授業を求めて、全力で努力してまいります。
以上、私達の湘南ゼミナールからステップへの移籍の事情説明とさせていただきます。