療養中にちゃっかり 甘利氏“言い訳文”を支援者に大量送付
“口利きワイロ”疑惑で大臣を辞職した甘利明・前経済再生担当相(66)。1月28日の辞任会見後、「自宅療養中」との理由で国会を欠席しているが、ちゃっかり選挙活動に精を出していた。支援者に“言い訳文書”を大量送付していたことが分かった。
日刊ゲンダイ本紙は、甘利前大臣が執筆し、支援者に送ったとみられる手紙を2通入手した。
まず〈ご報告〉と題された手紙の文末には〈平成28年3月 甘利明拝〉と明記。千葉県の薩摩興業と都市再生機構(UR)の補償交渉を巡る“口利き”疑惑について、〈寝耳に水の事件〉〈斡旋利得処罰法に当たるような事実は全くありません〉と弁明している。
さらに、〈アベノミクスは道半ば〉とし〈私がTPPと共に命懸けで取り組んで来たのは、日本経済が自立的に発展して行く装置を創る『甘利プラン』とも呼ばれる政策です〉とエラソーに語っている。