衆参W選挙 全選挙区の当落「衝撃データ」を公開する!自民大敗65議席減(225議席)民進74議席増(169議席)

2016年04月19日(火) 週刊現代

週刊現代経済の死角

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表の見方/民進・共産・社民・生活の統一候補擁立・選挙協力を想定し、前回'14年総選挙での4党の得票を「野党連合」の票として合算、自民・公明現職の前回獲得票数を上回る選挙区をグレーで示した。自公と「野党連合」の対立構図が成立しないとみられる選挙区は記載しない。自公候補は全員、野党候補は原則として現職のみ個人名を記載した

野党も国民も虚を突かれ、右往左往しているうちに選挙をやり、一挙に圧倒的勝利をかっさらう。そうして、衆参両院で3分の2以上の議席を確保し、憲法改正に向けた態勢を作り上げる。総理にとって、今年の夏はその最後にして最大のチャンス—の、はずだった。

しかし、安倍総理の計画は、にわかに狂い始めた。「何かがおかしい」という違和感は、当の安倍総理自身が最も強く感じ取っているはずだ。

共産党が覚悟を決めた

総理が恐れる、これまでにない不確定要素。それが、今まさに生まれようとしている、史上空前の「野党連合」である。

本誌はすでに、この「野党連合」の胎動について4月9日号で報じている。そこで今回は、「7・10衆参ダブル選」の実施前に「野党連合」が成立した場合を想定し、全選挙区、そして比例区の当落をシミュレートした。

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