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2016年04月20日 09時32分 UPDATE

シャープ社長の肩に“金色スカーフ”の衝撃……風水で決めた調印日、91歳母親の同行もビックリ (1/4)

鴻海よるシャープ買収会見が異例の土曜日に行われた理由は、信心深いことで知られる鴻海の郭台銘会長の験担ぎによる独断だったようだ。

[産経新聞]
産経新聞

 台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業によるシャープ買収は、出資額の大幅減額や契約条件の変更など、すったもんだの末に3月30日に両社の取締役会で議決された。両社ともさぞかし一刻も早く契約書にサインしたいと思いきや調印式と共同会見は3日後の4月2日と異例の土曜日だった。アジア最大規模のM&A(企業の合併・買収)だけに、台湾メディアや東京のアナリストを含めて約300人を堺市に集めた。関係者によると理由は、信心深いことで知られる鴻海の郭台銘会長の験担ぎによる独断だったようだ。(石川有紀)

画像 報道陣の取材に応じる鴻海精密工業の郭台銘会長=大阪市阿倍野区のシャープ本社(石川有紀撮影)

異例の土曜調印

 「台湾はきょうが4連休の初日だから、観光客で航空券やホテルの予約が大変だったのよ」

 前日から日本入りしたという台湾の週刊誌の女性記者は、ため息交じりこう話した。

画像 契約を結び、握手するシャープの高橋興三社長と、鴻海精密工業の郭台銘会長、戴正呉副総裁(右から)=堺市の堺ディスプレイプロダクト(門井聡撮影)

 それというのも調印式と共同会見が設定された4月2日は土曜日。日本では企業の重要案件は、株価に影響するため、一刻を争う不祥事や事件を除けば平日の株式市場が閉まった午後3時以降と相場は決まっている。台湾の場合、企業の重大事項は事前に通告した上で台湾証券取引所の取引をストップさせるため株価に影響はないが、契約締結がいつになるかは投資家の関心事だった。それだけに異例の土曜日の設定に疑問の声もあったが、理由を聞けばどうということはなかった。

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