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2016年04月20日 09時34分 UPDATE

吉野家、牛丼1000食を炊き出し ココイチのカレーも……企業が被災地支援 (1/2)

熊本地震の被災地で食料など支援物資が行き渡らない状況を解消するため、企業が動き出している。

[産経新聞]
産経新聞

 熊本地震の被災地で食料など支援物資が行き渡らない状況を解消するため、企業が動き出している。大手牛丼チェーンなどは現地で炊き出しを実施。紙おむつなど生活必需品の提供も相次ぐ。ただ、道路網の寸断に加え集積所での物資の滞留で物流が混乱しており、必要なものを機動的に届けようと試行錯誤が続く。

 「温かいご飯だ。おいしい」。19日、吉野家を展開する吉野家ホールディングスが熊本県西原村の避難所で炊き出しを行うと、被災者から歓声が上がった。プロパンガスや発電機を積んだキッチンカーで牛丼約1千食を提供。現地の状況を見つつ来週以降も続ける。

画像 避難所で牛丼の炊き出しを行うゼンショーホールディングスのキッチンカー=18日、熊本県益城町

 カレーハウスCoCo壱番屋を運営する壱番屋も19日、移動販売車の台数を前日までの1台から4台に増やし、避難所などでカレーライスを提供した。

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