マッドサイエンティストがArduinoを単3電池サイズに詰め込んだ

次の記事

チャットボットがCtoCサービス成功の鍵、新事業に挑むドリコム内藤氏

ハードウェアいじり屋とプロトタイプ通は、必然的にArduinoプラットフォームと遭遇する。完全なオープンソースで、常に協業の限界を追求し、山ほどの種類の開発用ボードが作られてきたが、Johan KanfloのAAduinoほど凄いものは他にない。それはAAバッテリー(単3乾電池)サイズのArduiono互換ボードだ。

Two AA batteries and an AAduino side by side, in a display of effortless cool we haven't seen this side of Hollywood in a decade.

2本の単3電池とAAduino が並ぶその姿は実に美しい。

かつて、電子回路の工作を始めるには相当な努力が必要だった。しかし、Arduinoチームのユーザーフレンドリーで気前のよい手助けによって、それがいらなくなった。プロセッサーを簡単に(リ)プログラムできて、Javaクローンとやさしく学べるIDE のおかげで、ハードウェアアプリケーションのためのソフトウェア開発はウソのように簡単になった。

Tiny328がベースのAAduinoは、このプラットフォームを究極のフォームファクターに仕上げた。単3電池2本が入った電池ケース ― 3本目の位置にはAAduino ― を強力な、しかし小さなコンピュータープラットフォームへと変え、それはどんな小さな手の中にも収まる。

単3乾電池のフォームファクターを用いることが実に巧妙なのは、配線を「逆向き」(+極と-極を逆)にすることで、AAduinoが電池そのものになりきって、隣の電池から電力供給を受けられることだ。エレガントでクール。これまでに見たことのないものだ。

自分の手で作ってみたい人のために、JohanはArduion精神をフルに受け継ぎ、設計図その他必要なものすべてをon GitHubで公開している。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

フォロー

新しい投稿をメールで受信しましょう。

現在320人フォロワーがいます。