京都府警南署は19日、京都市南区の廃棄物処理会社が収集したごみの中から現金約2300万円が見つかった、と発表した。拾得物として保管するとともに所有者を捜している。
南署によると、13日午後7時ごろ、同社の従業員が処理施設に集められたがれきや廃材などに混在している大量の一万円札を見つけた。同社社長が14日、南署へ届け出た。鑑定の結果、札は本物で計約2300万円になったという。
南署の説明では、札が紛れていたのは、4月7~8日ごろ、主に京都市や宇治市など府南部で収集したごみだったという。遺失物法に基づき、7月14日までに所有者が判明しない場合は所有権は同社に移る。
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