熊本など依然活発な地震活動 これまでに670回超

熊本など依然活発な地震活動 これまでに670回超
今月14日の夜以降震度7や6強を観測する地震が相次いだ熊本県では、19日夕方から夜にかけて震度5強と5弱の地震が発生するなど活発な地震活動が続いています。震度1以上の地震はこれまでに670回を超え、引き続き激しい揺れを伴う地震が起きるおそれがあるとして警戒を呼びかけています。
今月14日の夜に熊本県で震度7の激しい揺れを観測した地震が発生して以降、今月16日には熊本県や大分県で震度6強や6弱の激しい揺れを観測するマグニチュード7.3の大地震が発生しました。
その後も、規模の大きな地震が相次いでいて、19日夕方には熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード5.5の地震があり、熊本県八代市で震度5強の揺れを観測したほか、熊本県の氷川町と芦北町で震度5弱の揺れを観測しました。
また、19日午後9時前にも熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード5.0の地震があり、熊本県八代市、宇城市、氷川町で震度5弱の揺れを観測しました。
熊本県と大分県で今月14日の夜から20日午前4時までに発生した地震では、震度7が1回、震度6強が3回、震度6弱が3回、震度5強が3回、震度5弱が7回、震度4が72回と、震度4以上を観測した地震は合わせて89回に達し、震度1以上の地震は674回に上っています。
気象庁は、今後、1週間程度は引き続き激しい揺れを伴う地震に警戒するとともに、地盤が緩んでいるとして土砂災害にも警戒を呼びかけています。