車中泊の人にエコノミークラス症候群予防呼びかけ
一連の地震で車の中で避難を続ける人の中に、「エコノミークラス症候群」と診断される人が相次いることを受けて、熊本県益城町では19日夜、車の中で避難を続ける人たちに薬剤師などが予防のため、運動や水分補給などをするよう、呼びかけました。
この呼びかけは、熊本県益城町の薬剤師と地元のボランティアなどが行いました。
このうち、大勢の人が避難している益城町総合体育館でも軽自動車やミニバンを含め、600台余りの車が止まっていました。
エコノミークラス症候群は、狭い空間で長時間、同じ姿勢でいるのが原因で、ふくらはぎなど、体内に血の塊ができ、それが肺の中の血管を塞いで呼吸困難や心停止を引き起こすものです。
車の中で避難している人たちは、シートを倒し、足を伸ばしている人もいましたが、長時間、同じような姿勢で座っている人が多く見られました。
薬剤師たちは、車の中での避難はエコノミークラス症候群を発症しやすいとして、窮屈な姿勢を長時間とらず、足の指をこまめに動かしたり、水分をとったりするなどの注意点が書かれた紙をペットボトルの水とともに配っていました。
自宅が倒壊したため、軽乗用車の中で避難を続けている70代の夫婦は「車での生活は6日目になるので足や体全体が痛いです。こういった声がけと差し入れは本当にありがたい」と話していました。
薬剤師の大森眞樹さんは「適度な運動もエコノミークラス症候群を防ぐうえでは重要です。少しでも体調が悪ければすぐに避難所の医師や薬剤師に声をかけてほしい」と話していました。
このうち、大勢の人が避難している益城町総合体育館でも軽自動車やミニバンを含め、600台余りの車が止まっていました。
エコノミークラス症候群は、狭い空間で長時間、同じ姿勢でいるのが原因で、ふくらはぎなど、体内に血の塊ができ、それが肺の中の血管を塞いで呼吸困難や心停止を引き起こすものです。
車の中で避難している人たちは、シートを倒し、足を伸ばしている人もいましたが、長時間、同じような姿勢で座っている人が多く見られました。
薬剤師たちは、車の中での避難はエコノミークラス症候群を発症しやすいとして、窮屈な姿勢を長時間とらず、足の指をこまめに動かしたり、水分をとったりするなどの注意点が書かれた紙をペットボトルの水とともに配っていました。
自宅が倒壊したため、軽乗用車の中で避難を続けている70代の夫婦は「車での生活は6日目になるので足や体全体が痛いです。こういった声がけと差し入れは本当にありがたい」と話していました。
薬剤師の大森眞樹さんは「適度な運動もエコノミークラス症候群を防ぐうえでは重要です。少しでも体調が悪ければすぐに避難所の医師や薬剤師に声をかけてほしい」と話していました。