政府 尖閣や竹島の新資料をHPで公開

政府 尖閣や竹島の新資料をHPで公開
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政府は、沖縄県の尖閣諸島と島根県の竹島が日本の固有の領土であることを内外に示すため、1885年に沖縄県の職員が尖閣諸島の調査を行った記録など、新たに確認された歴史的資料およそ750点の一部を、内閣官房のホームページに公開しました。
政府は去年から、沖縄県の尖閣諸島と島根県の竹島が日本の固有の領土であることを内外に示すため、歴史的な資料を収集し報告書として取りまとめ公開していて、このほど、新たに確認されたおよそ750点の資料の一部を内閣官房のホームページで公開しました。

750点の資料の中には、尖閣諸島を巡り近隣諸国が領有権を主張していなかった1885年に、沖縄県の職員6人が島の動植物の現地調査を行った記録など、およそ300点の資料が含まれています。

また、竹島に関しては日本が、竹島を巡る問題を解決するため、1954年に韓国に対し、国際司法裁判所への共同付託を提案した直後に、韓国が現地の測量に踏み切ったことを示すものなど450点が確認されたということです。

ホームページでは、英語でも資料の内容を解説していて、政府は、こうした取り組みを通じて、国際社会に日本の主張を浸透させていきたいとしています。