先日、挙式を執り行われた大山加奈さん。バレーボール選手を引退後は、東レでの勤務を経て、スポーツ解説者、バレーボールの普及・発展に向けて幅広く活動され続けていることでもお馴染みです。
そんな大山加奈さんの旦那さんのご実家は、現在震災被害にあわれている熊本県。義理のお父さん、お母さんも熊本に在住をされていました。
私にとって大事な場所のひとつ
だんなさんの実家がある熊本。
つい先日も八代にいってきたばかり。
ニュースが流れた瞬間息が詰まりました。。。
すぐにお義父さん、お義母さんからは大丈夫と連絡がありほっとしましたが。。。
余震が続いていますしみなさんとても不安な夜を過ごされたと思います。
これ以上被害が大きくならないことを祈るばかりです。。。亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともにお怪我された方の1日も早い回復と1日も早い復興を心から願います。
大好きな熊本が1日でも早く元気を取り戻せますように。。。私もなにかできることがないか探しお手伝いしていきたいと思います。
大切な熊本のため、大山さんが拡散したこと
生きていくだけで大変なのに
こんな風に女性や子供が
身を守らなければならないような
ことが起きるなんて…
本当に許せない。
とにかく女性のみなさん
こちらのブログを読んで
身を守ってください‼︎
そして子供たちのことも
守ってあげてください‼︎
大山さんが“こちらのブログ”と紹介した先は、防犯アドバイザー・岡部梨恵子先生のブログ「防災備蓄術」でした。
現在、大山加奈さんを始め、多くの方々にシェアされているブログ内の“とある記事”。特に、女性や子どものいる方は、他人事とは思わず、一読していただきたいと思います。
「だから女を捨てろって! 被災時に知らないといけないこと」
もう被災地では、空き巣や事務所荒らしが起きています。その先の犯罪をあなたは知っていますか?
だから 女を捨てろって!
被災してすぐにやってほしいのは、
女を捨てること、女性とわからない恰好をする。子供達、特に女の子には、女らしい服装は絶対着せないことです。
被災した時こそ、明るい気持ちになるように、きれいな色を身に着けた方が前向きになれるのでは?
そう、たぶんみんなこういう発想をしているのでしょうね。
人型の寝袋ですが…こんな色ばかりです。
赤やピンクなのです。
防災ベストです。
こんな色着てたら
「私 女です〜!」
とアピールしていることになります。
覚えていてください。
大規模災害後、極度の緊張状態の中において、正常な人間ばかりではなくなります。
震災の年、病院での相談はレイプに関するものが多かった
非常事態で、あまりに悲惨な現状にいると、理性でなく、投げやりな行動を取る人も出てくるのです。
あなたは、大震災後、被災地及び避難所で起こりうるであろう性被害についてどれだけ知っていますか?
震災の年、病院での相談は、レイプがらみの相談が特に多かったそうです。
いろいろな犯罪が発生してきます。
空き巣窃盗そして性犯罪も・・・
今の世の中でも、トイレに一人で行った女の子がチカンにあったり、誘拐される事件もあります。だから被災した時はもっと、もっと神経を使って子どもや女性を守る必要があるのです。
岡部先生のブログは、「阪神・淡路大震災ではほとんど取り上げられず、警察発表でもないとされた性被害 阪神・淡路大震災の避難所で起こった事例の一部を紹介します」と続きます。
①避難所の体育館で大人の数がまばらな日中、幼い子どもを対象に性器を露出、触らせるなどの行為(露出症)が頻発。
②避難所の体育館では、トイレに立った男性が、眠っている女の子の胸や性器を触り歩くのを防ぐため、天井の照明は夜通しこうこうと点灯していた。
③校庭の隅で遊ぶ幼児が外部から侵入してきた見知らぬ男に性器を口に押し込められるという事件があった。
④レイプ被害を警察に訴えたら、言わないほうがよいと言われた。
これらのおぞましく、あまりに腹立たしい事例はほんの一部に過ぎません。Spotlightがかつて掲載した記事でも、阪神・淡路大震災、東日本大震災にて、女性や子どもが巻き込まれてしまった性犯罪について、事例とともに“性被害に遭わないためにすべきこと”を紹介しています。
日本でも起きた災害時レイプ…女性が身を守るために知っておきたい対策とは?
3月11日は、東日本大震災が起きた日です。被災者の方はもちろん、日本に住んでいる人全員が忘れられない日だと思います。
「被災後から危機意識をしっかり持つことが大切」
もっと知りたい方は、NPO法人ウィメンズネット・こうべのホームページをご覧ください。
防災アドバイザーの山村武彦先生は95年1月17日の阪神・淡路大震災発生の2時間後、神戸市にいました。
その先生の発言はこうです。
世界中のメディアが日本人の冷静な態度を驚嘆と畏敬をもって伝えていましたが、現実はそんなきれいごとではありません。
地震直後から
泥棒暴力犯罪が起き恥ずべき女性へのレイプ事件も起こっていたのです。
と言われました・・・
別の阪神淡路大震災を体験した防災士さんからも、レイプ事件があったと聞きました。
避難所になっている学校の階段の下でレイプ事件があったと・・・
とてもショックですよね。
だから私たちは、被災後から危機意識をしっかり持つことが大切なのです。
被災後は、女を捨てる、着る服について、性被害から自分や子供たちを守る服にすぐに着替えてください。
防災グッツの商品を選ぼうとすると、女はピンクや赤
男が青や黒
そんな色をメーカーが作っています。
例えば防災ベスト、両手が塞がらない身に着けるベストがあります。
これなら避難時も避難先でも安心!
確かに私も防災ベストは推奨しています。
機能や安全性については問題ないのですが、
色、色
これがだめなのです。
女性をアピールしてどうする!
困惑しないで聞いてください。大切なことなので繰りかえさせてください。
『被災後は女を捨てろ』と覚えていてください。
乱暴な言い方ですが、とっても大切なことです。
災害発生後の、のぞき強制わいせつレイプといった性犯罪を回避するためです。
「暗めの色、男性の着る色がいいでしょう」と岡部先生は断言されています。また、色だけの注意喚起ではなく、女性や子どもが身を守るために役立つアイテムが紹介されていました。
「ニット帽を用意してください」
髪をすっぽり入れて女性だとわかりにくしましょう。
被災後着る服については、自分や子どもを性被害から守るためにも覚えていてください。
首都直下「30年以内に70%」いつ起こってもおかしくない地震に備えるという時。こんなところまで考える必要があるのです。
実際、どんな犯罪被害が報告されているのか。「災害と女性情報ネットワーク」のサイトの報告を読まれるといいと思います。
防災用の落とし穴
リュックやベストなどなど、女性用として
ピンクや赤の色のものがたくさん売られています。
いくら専門家が推奨していても、自分自身で色まで考えて買うということをしてください。
助かった命を守り、その後の生活を安全に過ごすためにはこういう辛い、きつい知識も必要だと思って今日のブログに書きました。ご参考になれば幸いです。
「助かった命を守り、その後の生活を安全に過ごすため」。女性や子どもたちが危険に遭遇し、痛々しく悔しい思いをすることがないよう、防災グッズのカラーについて徹底したいと痛感します。
また、長い髪を出したり、後ろ姿から子どもと判断されないよう、ニット帽を被ってほしいと先生は訴えられていました。この際、同様に色は暗めのものにすることが大事です。ヘルメットやニット帽を被ることで、危険を回避することにも繋がります。視界を遮ってしまうことがないよう、ニット帽は目元深くまで被りすぎないように注意をしてください。
衣類だけではなく「防災グッズ」のカラーに注意
防災ベストや帽子といった衣類だけではなく、防災用の持ち出し袋や中身の防災グッズにおいても、ピンクや暖色といった女性を連想させるカラーを選ばないようにしてください。
非常持ち出し袋に入れておくべき、必要最低限のものはこちらです。
・非常袋・飲料水・非常食・懐中電灯・ラジオ・電池・携帯用ホイッスル・貴重品(小銭も)・救急袋(常備薬も)・着替え(肌着も)・防寒着・筆記用具・ハサミ(カッターナイフも)・ライター・ろうそく・タオル・ポリ袋・トイレットペーパー・ガムテープ・軍手・雨合羽・レジャーシート
非常持ち出し袋の中身に入れておきたい最低限の必需品リスト
http://shinsai-taisaku.blush.jp
災害時に役立つ非常持ち出し袋に詰め込んでおくべきグッズには何があるか?最低限必要になってくる品物リストと、年齢・性別等により役立つ品物リスト
個人差はありますが、一般的に1人の人間が背負って歩くのに支障のない重量の目安は、成人男性で15kg、成人女性で10kg程度だと言われています。
そのため、非常持ち出し袋に何でもかんでも詰め込めばよいというものでもなければ、詰め込んだものの、いざ袋の中身を取り出してみたら、ほとんど役に立たなかった…では、いったい何のために用意しておいた災害時用の非常持ち出し袋なのか分からなくなってしまいます。
こちらのサイトでは、赤ちゃん、女性、高齢者、視力障がい、ペットといった状況別に必要になるアイテム、あると便利な品物リストの一例を紹介しているので参考になさってみてください。
最後に、被災時、女性や子どもが特に注意すべき7ヶ条
①外出するときは防犯ブザーを携帯する
②日中でもできるだけ複数で行動すること
③暗くなったらなおさら、外出を控えましょう
④トイレは常に一人では行かず、必ず大人と行く
⑤使用する前に不審なところはないか確認する
⑥避難所で子供のいるところには、大人の見張りをおく
⑦被災した自宅には、女性だけでは絶対行かない 複数の人数集めて、グループで行動する。 *被災した家の中に犯罪者がいる場合があるため
この他にも・死角になる場所は警戒する ・貴重品は肌身離さずもつ ・他人のいるところでお金の話をしない といったことも徹底してください。
また、被災した自宅に女性だけで向かうのは言語道断ですが、自宅にいる時に知らない人が訪ねてきたとしても、インターホンに出たり、中に招き入れるといったことはしないでください。実際に、単独、集団で訪れ、女性を襲おうとする人間が存在しています。
助かった命を守り、その後の生活を安全に過ごすため。
災害時は予期せぬ事態が連続し、冷静に判断できなくなることは無理もありません。また「まさか自分には起こらない」と思っていた事態に巻き込まれることも無いとは言い切れません。
非道なことですが、こういった災害時においても、弱者に危害を加えようとする人間は存在しています。助かった命を守るため、その後の生活を安全に過ごすため。特に女性や、子どもを守る立場の方々は、どうか用心しすぎるほどに徹底をしてください。
最後に、この度の地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。負傷者や救助を待つ方々が一刻も早く、適切な処置を受けられることを願っております。現在もまだなお、余震が続き危険な状態が余儀なくされています。避難されている方々のご無事をお祈り申し上げるとともに、ネットが見られない環境やお年寄りなどの方にも、必要に応じて情報を共有していただけると幸いです。
熊本県、そして近隣の地域の方だけではなく、ひとりひとりが災害を他人事にせず、すぐに行動を取れなくても、心を寄せることから始めていければと切に感じます。