プロフィール
一部報道で事実誤認の情報が流れておりますので、高市早苗議員の経歴について、事実関係を整理したものを公表いたします。
- 米国連邦議会コングレッショナル・フェローとは
- 米国連邦議会の発行している資料によれば、コングレッショナル・フェローとは、一定の団体のスポンサーシップにより、米国連邦議会の議員事務所や委員会に派遣される制度です。
- フェローシップ・プログラムを提供しているAPSAやIEEE等の主要な団体によれば、プログラムは選抜が厳しく、議会にとって重要な役割を果たすものとして位置づけられています。
- フェローは、議員事務所や委員会において、立法のために必要な調査や分析等を行います。
- フェローは、一般的に無給であるインターンシップとは異なるものです。
- 高市早苗議員の経歴
- 高市議員は、スポンサーである松下政経塾(1984年入塾)の会計記録によれば、1987年の12月から1989年の3月まで、コングレッショナル・フェローとして、パトリシア・シュローダー下院議員の事務所に在籍していました。
- 主な仕事は、シュローダー議員の議員立法やスピーチのための調査です。当時の上司である、シュローダー議員事務所の広報官によれば、中小企業に関する米国の施策、金利と住宅に関する政策、為替・関税・コスト等の分析に基づく米国の貿易政策、防衛に関する同盟国との負担の共有、発展途上国における女性問題などに関する調査に従事していました。
- 高市議員のプロフィールには、「米国連邦議会Congressional Fellow(金融・ビジネス)」と記載しています。
- 「肩書き」についての経緯
- 「立法調査官」という名称は、1989年に帰国後、雑誌への寄稿や出版の際に、Congressional Fellowでは読者は分かりにくいという編集者の要請から、「訳語」として使用されたものです。当時出演したTV番組等でも二次的に使用された例もあります。
- 命名者は、評論家の桃井真氏であり、当時、松下政経塾の理事で、元NHK解説委員長であった緒方彰氏が米国における高市議員の仕事ぶりをよく知っておられることから同氏とも相談の上、考えていただいたものです。
- 「立法調査官」という肩書きは、1993年から一切使用しておりません。このことは、当時から現在に至る高市議員のプロフィールを見れば明らかです。従って、公的な職での経歴として使用されたことはありません。
コングレッショナル・フェローとして過ごした16ヶ月は、高市議員にとって、議員立法へのこだわりや、金融や経済における分析力など、後に議員として仕事をする根幹を作る大切な期間でした。87年の渡米時には、慣れない環境で苦労はありましたが、仕事に必要な英語力等について松下政経塾で厳しい訓練を受け、最大限の準備をして臨みました。
関連する資料や記録、また事実関係を確認するための問い合わせ先等は、ご希望があればご提供いたしますので、下記連絡先までお問い合わせください。
高市早苗国会事務所
〒100-8981
東京都千代田区永田町2-2-1
衆議院第一議員会館903号室
TEL 03-3581-5111(代表)
TEL 03-3508-7198(直通)
FAX 03-3508-7199