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【サッカー】

岡崎レスターが劇的ドロー 残り4戦2勝2分けか3勝で優勝

2016年4月19日 紙面から

◇プレミアリーグ第34節 レスター2−2ウェストハム

 【レスター(英国)原田公樹】イングランド・プレミアリーグで首位を走るレスターは17日、ホームでウェストハムと2−2で引き分け。連勝は5で止まったが、終了間際のPKで追いつく劇的な展開に、FW岡崎慎司(30)は「粘りを見せたのでまだ続いている」と話し、快進撃は止まっていないと強調した。レスターは1つ消化試合が少ない2位トットナムと勝ち点8差。残り4戦を2勝2分けか、3勝すれば初優勝する。

 激戦が終わって1時間半後、ようやく岡崎が控室から出て来た。ドーピング(禁止薬物)検査の対象に指名されたからだ。劇的ドローについて岡崎は「勝ち点は1だけど(チームの)雰囲気という意味で大きい」と前向きに捉えた。

 前半18分にFWバーディーが先制ゴール。しかし後半11分、そのバーディーがペナルティーエリア内で故意に倒れたとして、この日2枚目のイエローカードを受けて退場した。10人になったレスターは終盤にPKなどで2失点。負けが濃厚だったが諦めず、ロスタイムに幸運なPKを得て、これをFWウジョアが決め、土壇場で引き分けに持ち込んだ。

 連勝は止まったが、ラニエリ監督も「最後に追いついたことは心理的に大きい。ただ、われわれは全試合で常にベストを尽くすだけ。それで他チームが優勝したら、それでもいい。すべて自分たち次第だ」と話した。岡崎も「正直、みんな優勝のことはあまり考えていない。続けるだけ」と自らを奮い立たした。

 次戦24日のホームでのスウォンジー戦は、バーディーが出場停止。ウジョアとツートップを組む可能性が高い。

 

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