村上春樹氏、熊本地震被災者を支援「するめを噛むみたいに、じっくりたゆまず」

2016年4月19日14時15分  スポーツ報知

 人気作家の村上春樹さん(67)が19日、熊本地震の被災地を支援するメッセージを女性誌「CREA」(文芸春秋)の公式ホームページ上に発表した。同誌が設立した「CREA<するめ基金>熊本」の活動に賛同したとして「するめを噛むみたいに、じっくりたゆまず支援を進めていきましょう」と呼び掛けた。

 村上さんは昨年6月、CREAの企画で旅行記を執筆するため、写真家の都築響一さん、エッセイストの吉本由美さんとのユニット「東京するめクラブ」のメンバーとして、熊本県を4泊5日で訪問した。同誌に掲載された旅行記は、同11月発売された単行本「ラオスにいったい何があるというんですか?」にも収録されている。

 今回の地震発生を受け、同誌と支援について相談。募金活動を行う基金を設立することを決めた。メッセージには「とても楽しい旅でした。そのときにお目にかかったみなさんが、今回の大地震でどのような被害に遭われたのか、心配でなりません。僕としても、被災されたかたがたの、何か少しでもお役に立てればという気持ちでいっぱいです。もしよろしければ、熊本をはじめとする九州各地で被害に遭われた方々をサポートするこの支援活動に参加してください」とつづっている。

 CREAの井戸川恵子編集長は「何かすぐにでも役に立てることはないか? 正解はひとつではないと思いますが、村上さんとご相談の上、まずはこのような支援金を集め、届けるというかたちでの活動を選択いたしました。またみなさんと笑顔で再会できる日を心待ちにしています」とコメントしている。

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