今日、オムニチャネルというキーワードがマーケティング業界でよく使われるようになりました。オムニチャネルとはマルチチャネルの進化系と言われています。マルチチャネルはチャネルの数をただ増やしたものを指しますが、オムニチャネルはオンライン、オフラインに関わらず各チャネルが相互に関係性を持っているものを指します。オンラインの中でも、デバイス、Webサービスなどでチャネルの多様化が進む今、どのようにチャネルを連携させ顧客とより良い関係を築くかが重要になってきています。
今のオムニチャネルのショッピングについてinvesp社公表のデータとインフォグラフィックをご紹介します。
オムニチャネルとは
オムニチャネルとは、店舗やイベント、ネットやモバイルなどのチャネルを問わず、あらゆる場所で顧客と接点をもとうとする考え方やその戦略のことをいいます。 マルチチャネルはただチャネルを増やすだけの多角展開であることに対し、オムニチャネルは全てのチャネルを連携させて顧客にアプローチするという違いがあります。(出典:オムニチャネルを成功させるための4つのポイント)
オムニチャネルショッピングに関するデータ
・オムニチャネル戦略を取っている企業は、顧客の89%を維持できているが、そうでない企業で顧客を維持できているのは33%にとどまっている。
・小売業界の45%の企業が2015年の企業戦略の中の最優先事項として「オムニチャネル戦略」を挙げている。
・71%のオンラインショッピングをする顧客は購入をする際、実店舗内での体験を最も重要なチャネルと考えている。
・リサーチのためにスマートフォンを利用する71%の顧客は、デバイスが実店舗で買い物をする上でさらに重要になったと考えている。
・オンライン、実店舗の両方で買い物をする顧客は、どちらか1つでしか買い物をしないユーザーと比較してLTV(顧客生涯価値)が30%高い
・米国のオンラインで買い物をする顧客の70%は実店舗でのサービスを受け、オンライン購入を利用する。
・スマートフォンは今や米国の小売市場の売上の28%以上に影響を与える。
インフォグラフィック
Infographic by- Invesp Consulting
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