トヨタ 九州以外の組み立て工場も段階的に停止
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トヨタ自動車は、熊本県などでの地震の影響で部品が不足しているとして、19日から愛知県豊田市の主力工場など、九州以外の自動車の組み立て工場でも生産ラインを段階的に停止し始めました。
トヨタは、一連の地震の影響で部品が不足しているとして、福岡県にある「トヨタ自動車九州」の工場で、乗用車の生産ラインを今月15日から停止しています。これに加えて、愛知県にあるトヨタ本体の工場をはじめグループ会社も含めた国内の組み立て工場のほとんどで、19日から段階的に生産ラインを停止し始めました。
19日は、合わせて11の工場で生産ラインが停止することになっており、このうち、すべての生産ラインが停止した主力工場の愛知県豊田市にある高岡工場では、従業員が設備の点検などにあたっているということです。
トヨタによりますと、一連の地震の影響が九州以外の工場まで拡大したのは、自動車部品メーカー「アイシン精機」の熊本市にある子会社などの工場が被災し、ここから調達している車のドアなどの部品が不足していることが主な要因だということです。
生産ラインの停止は今月23日までとなっていますが、その後についてトヨタでは、不足する部品をほかの工場から調達できるかどうかなどを見極めたうえで、稼働再開の時期を判断するとしています。
19日は、合わせて11の工場で生産ラインが停止することになっており、このうち、すべての生産ラインが停止した主力工場の愛知県豊田市にある高岡工場では、従業員が設備の点検などにあたっているということです。
トヨタによりますと、一連の地震の影響が九州以外の工場まで拡大したのは、自動車部品メーカー「アイシン精機」の熊本市にある子会社などの工場が被災し、ここから調達している車のドアなどの部品が不足していることが主な要因だということです。
生産ラインの停止は今月23日までとなっていますが、その後についてトヨタでは、不足する部品をほかの工場から調達できるかどうかなどを見極めたうえで、稼働再開の時期を判断するとしています。