苦言を呈しながらも炎上かやさんには感謝もしている。いつどこで命を落とすかわからない、好感度ナンバーワンタレントのベッキーですら一度のミスで失脚してしまう殺伐とした現代において、彼女の死ぬ死ぬコンテンツは数少ない安心して見ていられるエンタメだからだ。こういうふうに言うと、もし彼女が本気だったらどうするのだ!責任を取れるのかと言ってくる紳士淑女が発生してくるが、仮に彼女がなさったところで有言実行なだけであり責任は炎上かや様本人にある。そもそもそういう非難は彼女が実行されてから言っていただきたいものである。
炎上かやさんがメンヘラなのかメンヘラを偽装しているだけなのか何を考えているのかまったく興味はない。そもそも僕は彼女のことをあまり知らない。ただ、僕が知り合いのライターさんから聞いた話に拠ると炎上かやさんには結婚歴があるらしい。もしそれが本当であるのなら、どうやって独身アラサー女当事者目線で「本当は結婚したくないのだ症候群」という書籍を書くことが出来たのか、僕が興味を持つのはその心理状態と技術についてだけである。
炎上かやさんがバカでなければたびたび炎上させるのはビジネスのためとしか考えられない。有料コンテンツ販売や知名度を上げて著作をアッピールするのである。ネット炎上は才能も努力もいらない楽な宣伝方法である。もっとも、良識と才能があればそんなテロ行為をする必要もない。そう。炎上とは才能と努力のない人によるテロ行為に他ならない。テロリストとは交渉しない。それだけのことなのだ。つかネットで自殺ストリップはマジでやめろ。本番ショーなら山奥でやれ。自殺をエンタメにするんじゃねーよ。自殺は壮絶で悲惨で救いがないんだよ。親を自殺で喪っている僕は北条かやの自殺ストリップに対してワリと本気でムカついている。(所要時間19分)