楽農楽写Z

西中国山地の風景だけを撮影する団塊男が定年後、広島県安芸太田町に休耕田付きの民家を借りて、田舎暮らしを楽しんでいます。豊かな自然を紹介しながら、地域の情報を発信します。       

水路掃除&地区協会長

 夜来の雨が午前8時からの水路掃除に合わせてピタリと止んだ。水路には山から岩や石が落ちているが、昨年に比べ量は格段に少なく、作業は1時間半足らずで終了した。大雨が少なかったのかなあ、と思う。午後は地区連絡協議会の総会。最大の議案は役員選出、部落長5人の中から会長を互選する規約になっていて、これまで協議会の会議に出席していて、事情が分かっているのは私だけなので、受けざるを得なかった。この春、三つ目のお役目。

8019 - コピー 
国道と絶壁の間に水路がある。車の往来に気を付けながら、土石をこれまた絶壁の下の太田川へ落とす

8029 - コピー 
4部落で組織する坪野地区連絡協議会の総会。ゴザを広く敷き過ぎたのが、ちょっと失敗

PageTop

初草刈り

 家の周りの草、特にスイバがぐんぐん伸びて見苦しい。いよいよ今年も草刈りの季節がやって来た。計5時間半、暑くも寒くもない絶好のコンディション、7カ月休んだ草刈り機の調子もいい。あちこちからエンジン音が聞こえた。夜は部落の新旧組長会議。懸案だった総出作業の出不足金の扱いがまとまり、家があっても住んでいない人へ部落の情報を伝えることも決まった。ほど良い疲れが残っていたせいか、懇親会のアルコールが回り写真を撮り忘れた。喝。

8001草刈り164161 

8008草刈り164162 
夏だと2、3日に分けて刈る。頻繁に水分補給、作業着はびっしょりになる。今日はそんなこともなく、昼食の発泡酒1本がうまい

PageTop

芽吹き&芸北桜                                   (三段峡・橋山など:16年4月15日撮影)

  「与一野のしだれ桜」写真展を撤収した後、三段峡の芽吹きと芸北のしだれ桜を偵察した。三段峡入口から黒淵あたりは来週中ごろを過ぎてから山笑う状態になるだろう。今年は三段峡を3ゾーンの分けて芽吹き、新緑を追うつもりだ。秋の紅葉は当たり外れがあるが、春紅葉は外れない。今、安佐北区可部から太田川沿いを走り、王泊ダムまでのドライブがお勧め。特に滝山峡の春紅葉は今が盛りだ。芸北橋山と長沢のしだれ桜の見頃は週明けからか。

5566三段峡164151 
三段峡入口でNHKがカヤックスクールを取材していた。23日の朝、「小さな旅」で放送される

5585三段峡164152 

5606三段峡164153 

5629三段峡164154 
三段峡の入り口から1キロぐらい歩いた。木々によって、日当りによって異なるが、小学1年生ぐらいの新芽が輝いていた

5655橋山164155 
芸北・橋山のしだれ桜。撮影位置が限られる難しい桜だと思う

5660橋山164156 

5665橋山164157 
橋山の分校跡。取り壊されず、ときの流れに身を任せている。小さな古木の桜がいとおしい

5692長沢164158 
芸北・長沢のしだれ桜。古木で花は少ない。晴天午後4時、撮影出来る角度はここしかなかった

5731王泊ダム1641510 

5724王泊ダム164159 
王泊ダム。日が傾き、いい感じになってくると、「逃してはならない」とプレッシャーがかかる

5775滝山峡1641511 
滝山峡。帰路、運転中に飛び込んできた芽吹きの輝き。夕日は山の端寸前でセーフ

PageTop

タムシバ&山焼き                             (内黒・深入山・与一野:16年4月10日撮影)

 安芸太田フォトクラブの撮影会のメーンは深入山の山焼き。その前に、当たり年と言えるほど咲いているタムシバを求め、内黒峠を経由した。若干苦戦、手間取っているうちに点火時刻が迫っているのに気づき、大急ぎで深入山へ走った。適度の風が撮影を助けてくれた。観光客が減るころから絵になる燃え方になって満足。ただ、煙は東へ流れ、直線約10㌔先にある「与一野の桜」は薄い煙に包まれた。タムシバ、山焼き、しだれ桜、合わせれば一本勝ち。

5340内黒164101 

5365内黒164102 

5371内黒164103 

5382内黒164104 
内黒峠から戸河内・横川へ。道路沿いの雑木が撮影の邪魔をする。開放撮影で邪魔者に遠慮してもらった

7944深入山1641012 

7937深入山1641011 
燃える火は人をドキドキさせる。縄文時代からDNAに刷り込まれたのかも知れない。じゃぁ、イヌ君は?

5470深入山164106 

5438深入山164105 

5511深入山164107 

5521深入山164108 
2年前は雪、昨年は乾燥注意報で中止になり3年ぶりの山焼きになった。深入山の山焼きは初めての撮影、惜しいことをしていた

5552与一野164109 

5554与一野1641010 
与一野。花の色が薄くなり始めた。明日、明後日には前の田んぼに花筏が出来るかも知れない

PageTop

ライトアップ                                          (戸河内・与一野:16年4月9日撮影)

 満開、無風。「与一野のしだれ桜」のライトアップの条件は整った。集会所近くにはズラリと車が並び、桜の前にはベストポジションを狙って50台以上の三脚が立って大盛況。私は三脚を構えてじっくり待つのは好きではない。刻々と変わる情景に、「ここより、あそこがいいのでは」と不安になるからだ。二日前に縁側で雨宿りさせていただいた家の方に、厚かましく今日は三脚と懐中電灯を一時置かせてもらった。写真の出来はともかく、縁が出来るのは嬉しいことだ。

5270与一野164913 
警察の許可は取ってあるのだろう。地元の人が無線片手に誘導していてスムーズだ。ご苦労様

5275与一野164914 
さてどこがベストポジションか。思い思いに夕暮れ、点灯をじっと待つ。私にはとても出来ない

5303与一野164915 

5324与一野164917 

5332与一野164917 
自分が好きなポジションは限られる。1枚目の場所に長くいたため、2枚目は周辺が暗くなり過ぎた。3枚目、雲が切れやっと月を入れられた。ただし、トリミングは正方

PageTop