この記事はヒューマンキャピタル Onlineからの転載です。 初出は2013年4月9日です。
記事の内容は、執筆時点の情報に基づいています。
どうやってチャレンジする勇気を与えればいいのか……
「今の若い世代は難しいことにチャレンジする意欲に欠ける」
こんな上司たちの嘆きが、多くの日本企業で共通して聞かれます。確かに、私が見ている限りでも、若い人たちからかつてのような勢いを感じられません。理由は、彼らの能力が低いからでしょうか。そうではありません。むしろ優秀だと思います。ではなぜか。彼らは、その優秀な能力を試すことをどこか恐れているように感じられるのです。
これは、今という時代の影響もあるでしょう。以前なら、若い頃は失敗するのが当たり前だということを、本人も上司も企業も認めていました。だから、痛い失敗を重ねながら成長することができました。ところが、今は企業にそんな余裕はありません。
さらに、若い世代自身に、失敗を恐れる気持ちが強く働いています。彼らは、子どもの頃から「失敗をしないように」大事に育てられてきました。そのために、仕事でも失敗の可能性があることはあえてしたがらないのです。
しかし、それによって萎縮し、成長がさまたげられてしまうことは明らかです。
では、恐がりの彼らに、どうやってチャレンジする勇気を与えればいいのでしょう。