水力発電
水力発電は、高い所に貯めた水を連続して低い所に落とすことで、その力(位置エネルギー)を利用して水車を廻し、更に水車につながっている発電機を回転させることにより電気を生み出すものです。
水力発電(出力5万kW以上)の概要
| 発電所名 | 最大出力(kW) | 水系 | 運転開始年月 | 方式 | 所在地 |
|---|---|---|---|---|---|
| 小丸川 | 1,200,000 | 小丸川 | 平成19年7月 | ダム水路式 (純揚水) |
宮崎県児湯郡木城町 |
| 天山 | 600,000 | 松浦川・六角川 | 昭和61年12月 | ダム水路式 (純揚水) |
唐津市厳木町 |
| 大平 | 500,000 | 球磨川 | 昭和50年12月 | ダム水路式 (純揚水) |
八代市坂本町 |
| 一ツ瀬 | 180,000 | 一ツ瀬川 | 昭和38年6月 | ダム水路式 | 西都市大字片内 |
| 上椎葉 | 93,200 | 耳川 | 昭和30年5月 | ダム水路式 | 宮崎県東臼杵郡椎葉村 |
| 大淀川第二 | 71,300 | 大淀川 | 昭和7年3月 | ダム水路式 | 宮崎市高岡町 |
| 柳又 | 63,800 | 筑後川 | 昭和48年6月 | ダム水路式 | 日田市大字内河野 |
| 塚原 | 63,050 | 耳川 | 昭和13年10月 | ダム水路式 | 宮崎県東臼杵郡諸塚村 |
| 大淀川第一 | 55,500 | 大淀川 | 大正15年1月 | ダム式 | 都城市高崎町 |
| 岩屋戸 | 51,100 | 耳川 | 昭和17年1月 | ダム水路式 | 宮崎県東臼杵郡椎葉村 |
| 松原 | 50,600 | 筑後川 | 昭和46年8月 | ダム式 | 日田市大山町 |
| 諸塚 | 50,000 | 耳川 | 昭和36年2月 | ダム水路式 | 宮崎県東臼杵郡諸塚村 |
| 最大出力 合計 3,582,546kW (出力5万kW以下の発電所分も含む) | |||||
火力発電
火力発電は、ボイラー、タービン、発電機で構成されています。ボイラーで燃料を燃やして高温・高圧の蒸気を発生させます。石油、石炭、LNG(液化天然ガス)など、いろいろな燃料を使用します。
ボイラーでできた蒸気でタービンを高速で回転させます。
この回転力でタービンに直結された発電機を回し、電気をつくります。
火力発電の概要
| 発電所名 | 最大出力(kW) | 運転開始年月 | 主要燃料 | 所在地 |
|---|---|---|---|---|
| 新小倉 | 1,800,000(3・4・5号機)600,000×3 | 昭和53年9月 | LNG | 北九州市小倉北区西港町 |
| 苅田 | 735,000(新1号機)360,000 (新2号機)375,000 |
昭和47年4月 | 石炭(PFBC) 重油・原油 |
福岡県京都郡苅田町 |
| 豊前 | 1,000,000 (1・2号機)500,000×2 | 昭和52年12月 | 重油・原油 | 豊前市大字八屋 |
| 新大分 | 2,295,000 (1号系列)115,000×6 (2号系列)217,500×4 (3号系列)245,000×3 |
平成3年6月 | LNG | 大分市大字青崎 |
| 唐津 | 875,000(2号機)375,000 (3号機)500,000 |
昭和46年7月 | 重油・原油 | 唐津市二夕子 |
| 松浦 | 700,000 | 平成元年6月 | 石炭 | 松浦市志佐町 |
| 相浦 | 875,000(1号機)375,000 (2号機)500,000 |
昭和48年4月 | 重油・原油 | 佐世保市光町 |
| 苓北 | 1,400,000 (1・2号機)700,000×2 | 平成7年12月 | 石炭 | 熊本県天草郡苓北町 |
| 川内 | 1,000,000 (1・2号機)500,000×2 | 昭和49年7月 | 重油・原油 | 薩摩川内市港町 |
| 最大出力 合計 10,680,000kW | ||||
地熱発電
地熱発電とは、地中深くから取り出した蒸気で直接タービンを回し発電するものです。
火力発電では石炭、石油、LNGなどの燃焼による熱で蒸気を発生させるのに対し、地熱発電では地球がボイラーの役目を果たしているといえます。
地熱発電の概要
| 発電所名 | 最大出力(kW) | 運転開始年月 | 所在地 |
|---|---|---|---|
| 八丁原 | 110,000 (1・2号機)55,000×2 | 昭和52年6月 | 大分県玖珠郡九重町 |
| 八丁原バイナリー | 2,000 | 平成18年4月 | 大分県玖珠郡九重町 |
| 大岳 | 12,500 | 昭和42年8月 | 大分県玖珠郡九重町 |
| 滝上 | 27,500 | 平成8年11月 | 大分県玖珠郡九重町 |
| 大霧 | 30,000 | 平成8年3月 | 霧島市牧園町 |
| 山川 | 30,000 | 平成7年3月 | 指宿市山川 |
| 最大出力 合計 212,000kW | |||
内燃力発電
九州には数多くの離島があり、そのほとんどで内燃力発電が活躍しています。
内燃力発電は、シリンダーの内部で直接燃料を燃やし、このときできる高温・高圧のガスの圧力でピストンを上下運動させ、クランク軸を介して発電機を回し、電気を作るものであり、起動・停止が早いという利点があります。
内燃力発電(出力5千kW以上)の概要
| 発電所名 | 最大出力(kW) | 運転開始年月 | 所在地 |
|---|---|---|---|
| 佐須奈 | 5,100 | 大正12年12月 | 対馬市上県町 |
| 豊玉 | 42,000 | 昭和53年6月 | 対馬市豊玉町 |
| 厳原 | 8,600 | 昭和5年6月 | 対馬市厳原町 |
| 芦辺 | 16,500 | 大正3年8月 | 壱岐市芦辺町 |
| 新壱岐 | 24,000 | 昭和58年6月 | 壱岐市芦辺町 |
| 新有川 | 60,000 | 昭和57年6月 | 長崎県南松浦郡新上五島町 |
| 福江第二 | 21,000 | 昭和46年3月 | 五島市奥浦町 |
| 甑島第一 | 14,250 | 昭和5年11月 | 薩摩川内市上甑町 |
| 種子島第一 | 16,500 | 大正2年3月 | 西之表市西之表 |
| 新種子島 | 24,000 | 昭和56年6月 | 鹿児島県熊毛郡南種子町 |
| 新喜界 | 12,600 | 昭和52年9月 | 鹿児島県大島郡喜界町 |
| 竜郷 | 60,000 | 昭和55年6月 | 鹿児島県大島郡龍郷町 |
| 名瀬 | 21,000 | 昭和47年9月 | 奄美市名瀬小浜町 |
| 新徳之島 | 21,000 | 昭和55年9月 | 鹿児島県大島郡天城町 |
| 亀津 | 7,500 | 昭和46年5月 | 鹿児島県大島郡徳之島町 |
| 新知名 | 19,100 | 昭和51年6月 | 鹿児島県大島郡知名町 |
| 新与論 | 5,600 | 昭和51年6月 | 鹿児島県大島郡与論町 |
| 最大出力 合計 398,850kW (出力5千kW未満の発電所、固定ガスタービン、豊前ディーゼルを含む) | |||
風力発電
風のエネルギーで発電機につながれた風車を回す発電方法です。
風向きにあわせてプロペラの向きを変え、風の強さが変わっても一定の速さで発電機が回るしくみになっています。
風力発電の概要
| 発電所名 | 出力(kW) | 運転開始年月 | 所在地 |
|---|---|---|---|
| 甑島 | 250 | 平成15年3月 | 薩摩川内市里町 |
| 野間岬ウィンドパーク | 3,000 | 平成15年3月 | 南さつま市笠沙町 |
| 最大出力 合計 3,250kW | |||
太陽光発電
太陽光発電とは、太陽の光エネルギーを電気に変えるエネルギー変換器「太陽電池」を使った発電方法です。
「太陽電池」は電気的な性質の異なる2種類の半導体を重ね合わせたもので、太陽の光が当たると電気が発生します。
太陽光発電の概要
| 発電所名 | 出力(kW) | 運転開始年月 | 所在地 |
|---|---|---|---|
| メガソーラー大牟田 | 3,000 | 平成22年11月 | 大牟田市新港町 |
| 最大出力 合計 3,000kW | |||
原子力発電
原子力発電は、火力発電と同様に蒸気でタービンを回して電気を作ります。
異なる点は、燃料が「ウラン」であること。ウランが核分裂するときに発生する大量の熱で蒸気をつくり、その蒸気でタービンを高速で回転させます。
この回転力でタービンに直結された発電機を回し、電気をつくります。
原子力発電の概要
| 発電所名 | 出力(kW) | 運転開始 |
型式 | 所在地 |
|---|---|---|---|---|
| 玄海 | 3,478,000 (1・2号機)559,000×2 (3・4号機)1,180,000×2 |
昭和50年10月 | 軽水減速 軽水冷却 加圧水型 |
佐賀県東松浦郡玄海町 |
| 川内 | 1,780,000 (1・2号機)890,000×2 | 昭和59年7月 | 軽水減速 軽水冷却 加圧水型 |
薩摩川内市久見崎町 |
| 最大出力 合計 5,258,000kW | ||||