熊本市電 一部の区間で運転再開

地震の影響で全線で運転を見合わせていた熊本市内の路面電車「熊本市電」は、19日朝から一部の区間で運転を再開しました。
熊本市電は市内を東西に結ぶ路面電車で、震度6強の地震が起きた今月16日から全線で運転を見合わせていましたが、安全が確認されたとして、一部の区間で19日朝、4日ぶりに運転を再開しました。このうち「交通局前」では、午前5時50分に始発電車が定刻どおり出発しました。
運転を再開したのは、「A系統」が田崎橋から神水・市民病院前の区間、また、「B系統」が上熊本駅前から神水・市民病院前の区間です。
一方、地震のあとの点検でレールが曲がるなどの被害が確認された神水・市民病院前から健軍町までの区間は、引き続き運転を見合わせています。
熊本市交通局では、余震が続いているため当面は徐行運転を行う方針です。