【ソウル聯合ニュース】熊本県を震源とする大規模な地震による被害が広がっていることを受け、同県の姉妹都市である韓国・忠清南道は18日、現地に慰問団を派遣することを決めた。募金活動の実施なども検討する。
慰問団は許承旭(ホ・スンウク)副知事を団長とし、27日に出発する。熊本県とボランティアの派遣について協議するほか、韓国政府が救援隊を派遣する場合は同道も参加を打診する。熊本県から要請があれば、速やかに救援物資を送れるよう、準備を進める方針だ。
同道の安熙正(アン・ヒジョン)知事は「忠清南道と熊本県は古くからの友」として、「地震で亡くなった方々の冥福を祈り、救助と復旧に尽力している方々に勇気を届けたい」と述べた。
両自治体は1983年に姉妹都市となり、さまざまな交流を行ってきた。