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最終更新:2016年4月19日(火) 0時24分

熊本刑務所が避難場所に、一部施設を開放

 熊本市にある刑務所が、施設の一部を開放し、熊本での地震の被災者を受け入れていることがわかりました。刑務所が災害の際に避難場所として使われるのは初めてとみられます。

 法務省によりますと、14日の地震の際、熊本刑務所近くの住民から「揺れが大きく不安なので避難させてもらえないか」との要請があったということです。刑務所の敷地内にある職員の待機所と武道場を開放し、近隣住民や刑務所の職員の家族など、一時、およそ250人が身を寄せ、現在は200人ほどが寝泊まりをしているということです。地震で刑務所は大きく揺れたものの、建物に異常はないということです。

 熊本刑務所はもともと井戸水を使っていたため、水に困らず、たくさんの非常食を備蓄していたため、すぐに被災者に提供したということです。

 刑務所が災害の際に避難場所として使われるのは初めてとみられます。(18日20:32)

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