自分は何もしていないのに、小金持ちになれるかもしれないのだ。
何としても掴まなければいけないチャンスである。
しかし、結局のところ自分は足枷を付けられたように生きるのだと思うと吐きそうになる。
カネのおかげで人は寄って来るかもしれないが、奪いにくるだけだろう。
自分から奪ったカネは、好かれる属性の人間の為に使われるのだ。
そして、手に入っても奪える小金くらいで虚しくなるばかりだ。
男女平等の時代、キモい自分を差別するセックスやらカネに恵まれた人間はビジネスの間でも増えるだろうから震えるばかりだ。
にきび跡や赤みや毛穴や吹き出物で覆われた皮膚や内臓の持病でどれだけ嫌な思いをしてきただろう。
キレイになりたいのだ。
そして、小金でやれることはやってみるという前向きさは出てきた。