最近お仕事の関係でよくネイルチップにジェルを塗っているナカムラ (@sys_nakamura) です。ネイルにジェルを塗る作業に近いものといえば、私の中ですぐに浮かぶのはクラフトレジンです。仕事の関係でネイルアートというものに関わりを持つまではジェルは一回もさわったことがありませんでしたがレジンはたまに作ったりしていました。
ちなみにレジンアートを少し解説すると、型の中に紫外線で硬化させることができる樹脂を流し込んで作るアートです。硬化したレジンはとても硬いので、レジンの中にはいろいろなものを封入させることができます。
そんなレジンアートですが、なんだか久しぶりにやりたくなったので今回はダイソーで揃えたグッズだけという縛りでクラフトレジンをやってみたいと思います。そして今回の記事は初級編ということでレジンとドライフラワーとグリッター (ネイル用のラメ) とネイル用パーツだけで作る手順を紹介したいと思います。(塗ったり描いたりする作業はないので簡単です)
今回ダイソーで購入したもの
レジンをやるためにダイソーで入手してきたアイテムの写真です。全部で税込み 648 円です。今回の作品は以下のアイテムだけで作ります。
ちなみに購入したアイテムの内訳は以下です。
- UV クラウトレジン (ハードタイプ)
- ジェルネイル用ブラシ (オーバル)
- グリッター (6 色入り)
- クラフト素材セッティング (キャップ型)
- ネイルパーツ (メタリック)
- UV クラフトレジン用プチフラワー
これだけあれば最低限の作品は作れてしまいます。筆に関してはあってもなくても大丈夫です。 (爪楊枝で代用することも可能です) しかしダイソーはユザワヤなんじゃないかってくらいにクラフトレジングッズが充実していますね。
ちなみにダイソーの Web サイトにはこんな専用ページまであります
UV ランプで硬化させる
なお、クラフトレジンは紫外線をあてることで硬化させます。基本的にはジェルネイル用の UV ライトを持っていると作業が楽です。私は以下のものを使っています。しかし、もし「そこにはお金はかけたくないよ」という場合には昼間のお天道さまにあてても 5 分から 10 分で硬化します。
完成品
完成した作品がこちらです。今回はグリッターやパーツのみで作っていますが、他にもダイソーのネイル用マニキュアなどをベースにしても作ることができます。最後に表面をレジンでしっかりコーティングすればビシっと決まるので、中に封入するデザインは様々な素材から構築することができます。
左のレジンはベースをラメ入りマニキュアで塗ったもの
作業の前に注意事項
個人差はあると思いますが (私は平気ですが) 作業する際は換気をよくしといたほうがいいかもしれません。体質によってはレジンの混ざった空気を吸って体調が悪くなる人がいます。あと髪を染める用のビニール手袋もあったほうがいいかもしれません。けっこう指にレジンがついたりするのですが、これも体質によっては肌荒れを起こす人がいます。
クラフトレジンの作り方
ではでは、さっそくダイソーで揃えたレジングッズを使ったアクセサリーの作り方を紹介していきます。今回の工程は 3 回硬化するので全部で 3 層になります。後半に補足しますが 4 層にしても綺麗かもしれません。とりあえず全体の流れをメモにしてみました。
使用するアイテム
さて、今回の作品づくりで実際に使用するアイテムは以下のものになります。
一層目
ではさっそく作品作りの手順を紹介していきます。まずはレジン皿にレジンをこんな感じで落とします。
レジンを落としたら筆で皿にまんべんなくのせていきます。
レジンが皿にまんべんなくのったら赤いグリッターをたっぷりと皿に落としていきます。爪楊枝を使ってグリッターのケースから少しずつかきだしていくと綺麗にのります。
グリッターをのせたらレジンに溶けこむように爪楊枝でよーく混ぜます。
全体にまんべんなくレジンとグリッターが混ざったら平たいところに皿をおいて 2 分くらい放置します。そうすると皿の中でグリッターとレジンが均等に馴染みます。
UV ランプに入れて 5 分くらい硬化します。
これで一層目の完成です。爪楊枝の先端でレジンが硬化していることを確認します。
二層目
レジンで固めた赤い一層目の上にのせていきます。まずは銀のグリッターと先ほどの赤いグリッターをまた少しずつ皿の上に落とします。
銀のグリッターを少しのせているのはラメ感をだすためです。両方のせたら爪楊枝でジグザグさせながら 2 種類のグリッターをなじませます。
赤と銀のグリッターが馴染んできたらその上にレジンをたっぷり落とします。
レジンを落としたらグリッターとよく馴染むように混ぜながら皿全体に行き届くように爪楊枝で混ぜ伸ばしていきます。
ピンセットでパーツをのせる
二層目のレジンを皿にのせ終えたら、ピンセットを使って二層目を硬化する前にパーツをのせていきます。のせる時のポイントはあまり沈めないようにレジンの上にちょこんとのせるような感覚で配置していきます。最終的には硬化して封入することになります。
パーツを好みの配置で全てのせたら UV ランプで 5 分くらい硬化します。
これで二層目の完成です。爪楊枝で表面が硬化できているかを念のため確認します。
三層目
仕上げにレジンで表面をコーティングしていきます。硬化している二層目の上にたっぷりレジンを落としていきます。
表面を全て覆うようにたっぷりレジンを落とします。
落としたレジンはムラにならないように筆で満遍なく全体になじませていきます。
全体にムラなくレジンをなじませたら最後に 5 分くらい硬化をします。
これで完成!
以上の工程で作業完了です。全部で三層作りました。完成品はこんな感じになりました。
四層作ってもいいかも
今回は三層で作る手順を紹介しましたが余裕があれば四層目もレジンでコーティングするのもいいかもしれません。そうすると表面がふわっとしたドーム状の作品に仕上がります。
まとめ
久しぶりに作ったので作品の出来栄えそのものよりも工程を思い出すことに必死でした。 (記事にするためにも) 何事もそうですが、「やればやるほど」上達していくので今後はもう少し出来栄えもよくて技法としても高度な作品を作っていきたいと思います。そしてまた記事にできればと思います。
ザックリとダイソーグッズだけでレジンを作る工程はこんな感じです。レジンアートに少しでも興味がある人はぜひチャレンジしてみてください。その際に少しでもこの記事が参考になれば幸いです。
それでは!
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