TPP実質審議再開

与党「首相の強い意向」

2016/4/18 13:36

 衆院環太平洋連携協定(TPP)特別委員会は18日午前、中断していた実質審議を10日ぶりに再開した。これに先立つ与野党国対委員長会談で、野党側は熊本地震の被害拡大を受け「TPPの議論を進めるのはいかがか」と慎重姿勢を示したが、与党は「安倍晋三首相の強い意向でTPPを一歩でも前に進めたい」と主張し、予定通りの開催となった。

 この日は民進、共産、おおさか維新の会の野党3党が質問を予定。民進党は午前中、震災対応を中心に質疑を行った。