JR鹿児島線 熊本~荒尾 改めて運転再開

JR鹿児島線 熊本~荒尾 改めて運転再開
地震の影響で運転できなくなっていた熊本県内のJRの在来線のうち、鹿児島線の一部が18日午後6時10分に運転を再開し、熊本と福岡市の博多との間が在来線で行き来できるようになりました。
地震の影響で運転できなくなっていた熊本県内のJRの在来線のうち、鹿児島線の熊本と荒尾の間は18日午後1時22分にいったん運転を再開しました。しかし、JR九州によりますと、その後、熊本駅の駅ビルの柱に亀裂が見つかり、新たに点検が必要になったため、運転再開から僅か30分後の午後1時55分に再び運転を見合わせました。
JRでは、熊本駅構内にいた人たちを駅の外に避難させ、駅への立ち入りを禁止して詳しい状況を調べた結果、安全が確認できたとして、午後6時10分、改めて鹿児島線の熊本と荒尾の間で運転を再開しました。
一連の地震で、熊本市と福岡市の間は、九州新幹線、在来線、高速バス、いずれも運転できなくなり、公共交通機関での移動が全くできない状態が続いていたため、在来線の運転再開に大きな期待が寄せられていました。