避難所で物資不足続く 医療支援も課題に 熊本
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今回の一連の地震で被害の大きかった熊本県では、避難所に食料や水などが届き始めているものの、依然として物資が不足している状態が続いています。また体調を崩す避難者も出ていて、医療支援など避難生活を支える態勢づくりが課題になっています。
熊本県内では午後1時半現在、632か所の避難所におよそ9万4000人が避難しています。NHKはこのうち、最も多い5万人余りが避難している熊本市と、次いで9100人が避難している益城町の2つの自治体にある合わせて73か所の避難所に取材しました。
それによりますと、食料や水などの物資はほとんどの避難所で18日までに行政機関を通じて届けられているということですが、依然として多くの避難所が不足を訴えていました。特に食料の不足が目立っていて、届けられたのが1食分で、パンかおにぎりだけだったり、避難者全員に食料を行き渡らせるため、食事の回数を1日2回に減らしたりする避難所が相次いでいました。
また、断水が続いている避難所も多く、手洗いやうがいのほか、食器の洗浄などにも支障が出ていて、中には紙皿や割り箸を拭いて使うなど衛生面での不安を訴える声が出ていました。
さらに、一部の避難所では医師や保健師などが巡回する支援が始まっていますが、体調を崩す避難者もいて、中には重い症状で搬送される人もいました。また、18日になって初めて保健師が巡回してきたとか、避難者の中にいた医療関係者に支援してもらっているというところもあり、今後、避難生活を支える態勢づくりが課題になっています。
それによりますと、食料や水などの物資はほとんどの避難所で18日までに行政機関を通じて届けられているということですが、依然として多くの避難所が不足を訴えていました。特に食料の不足が目立っていて、届けられたのが1食分で、パンかおにぎりだけだったり、避難者全員に食料を行き渡らせるため、食事の回数を1日2回に減らしたりする避難所が相次いでいました。
また、断水が続いている避難所も多く、手洗いやうがいのほか、食器の洗浄などにも支障が出ていて、中には紙皿や割り箸を拭いて使うなど衛生面での不安を訴える声が出ていました。
さらに、一部の避難所では医師や保健師などが巡回する支援が始まっていますが、体調を崩す避難者もいて、中には重い症状で搬送される人もいました。また、18日になって初めて保健師が巡回してきたとか、避難者の中にいた医療関係者に支援してもらっているというところもあり、今後、避難生活を支える態勢づくりが課題になっています。