こんにちは!美容系の会社で社内のシステムを一人で担っているひとり情シスの暗黒卿ことナカムラ (@sys_nakamura) です。お仕事の関係でまたまたネイルチップにジェルを塗って作品を作ってみることになりました。
さて、前回作ってみたのは「ピーコックネイル」という線を引いて作るネイルアートです。完成した後の見た目はなんだかものすごく難しそうに見えますが、やっていることは意外とシンプルという技法なので初めての人にもオススメできるものでした。
そして今回レシピを紹介する「デニムネイル」も出来栄えはなんだか難しそうな処理をしていそうなものですが作り方の工程は至ってシンプル。初心者の方にオススメしたいデザインです。 (というか私も超初心者なので)
ではさっそく紹介したいと思います。ちなみに今回もカルジェルエデュケーターのナガハシさんにプライベートレッスンを受けて作れるようになりました。
まえおき - 私のスペックを簡単に紹介
前回の記事でも書きましたが、タイトルに「初めてジェルネイルを描く人でも」とつけてしまっているので簡単にですが私のスペックを紹介したいと思います。
- 男性だし元々はネイルアートに興味無し
- ジェルネイルをまともに塗るのは 3 回目
- 親は画家だが才能は引き継がず絵の具アートは下手
- お酒の飲み過ぎか手が日常的に震えている
- 図工は「2」、美術は「5」
- 筆よりはペンで描いたほうがマシ
私のスペックは大体こんな感じです。ちなみに鉛筆とか色鉛筆とかボールペンでは時々絵を描くこともありますがm絵の具と筆だと全く描けないし慢性的に手が震えているのでまっすぐ線が引けません(笑)
そんな私でも今回このようにデニムネイルが作れたので多分本当に誰でも描けると思います。
さて、まえおきが長くなってしまいましたがここからデニムネイルの作り方を紹介したいと思います。
デニムネイルの作り方
今回の工程でも使用したジェルは全てカルジェルです。実際に使用した色についても紹介をしたいと思います。もちろん、カルジェルじゃなくてもできますので他のジェルを使っている・手元にある場合には類似色に置き換えて試してみてください。 4 回ほどランプで硬化するので全部で 4 層になります。
全体の流れを図にしてみました
作成時のメモがあったので、そのままそれを使って全体の流れを図にしてみました。 WH とか BL とかはジェルの製品型番です。
一層目
一層目に使うのはカルジェルのピュアホワイト (WH04) です。
WH04 をポットからたっぷり取ります。ジェルをポットから取るときは筆の片面だけにジェルがつくようにとるのがポイントです。両面についてしまった場合にはポットのフチで片面のジェルを落ちます。片面だけでジェルを取れるようになると、自爪に塗る際にジェルが皮膚につきにくくなります。
チップの上に満遍なく色をのせていきます。のせるときですが筆はなるべく短く持ちます。
塗り終えたらクリスタランプ (UV ランプ) で 180 秒硬化します。
二層目
二層目も一層目と同じようにピュアホワイト (WH04) をチップ全体に満遍なく色をのせていきます。
全体に塗り終えたらクリスタランプで 180 秒硬化をします。
一層目・二層目で使用したジェルと道具
三層目
三層目ではナイトブルー (BL04) とスマートブルー (BL05) をチップ表面へランダムにのせていきます。
1. BL05 をのせる
まずは BL05 をポットからたっぷり取ります。
チップの中央に川の流れを描いていくような感じで色をのせていきます。
最終的にはこんな感じになるようにのせていきます。
2. BL04 をのせる
続いて BL04 をポットからたっぷりとります。
BL05 をのせた際に川の流れのような感じで描かなかったチップの空いているスペースを埋めていくような感じで BL04 をのせていきます。
色と色との境界線の部分は少し重なるようにのせても問題ありません。
最終的にはこんな感じになるよう BL04 をのせていきます。
3. バサバサの筆でのせたジェルを強く細かく叩く
BL04 と BL05 をのせ終えたらデニムっぽく見えるように表面を仕上げていきます。毛先がバサバサになっている筆を用意します。
この毛先がバサバサになった筆を使ってチップ表面を強く細かく叩いていきます。叩くときは筆の先端に少しだけ BL04 をとります。
そしてチップ表面を強く細かくパタパタと満遍なく叩いていきます。
こんな風に全体がなるまで叩きます。
この状態まで仕上がったらクリスタランプ (UV ランプ) で 180 秒硬化をします。
三層目で使用したジェル
四層目
四層目は仕上げとして 2 月に発売されたばかりのカルジェルの新製品であるカルジェル トップジェル (CGTG) を塗ります。
トップジェルはポットから更に気持ちたっぷり取ります。
そしてチップ全体にたっぷりとトップジェルをのせていきます。
全体にトップジェルのせ終えたら最後は 30 秒硬化をします。
カルガードで未硬化を拭きとって完成
トップジェルをのせて 30 秒硬化をしたら最後にジェルの未硬化部分をカルガードで拭き取ります。未硬化というのはジェルを硬めても一部固まらずにベタベタする部分のことです。
四層目で使用したジェルと道具
そしてこれが出来上がったデニムネイル
未硬化を綺麗に拭き取ると表面がツルツルカチカチになります。これで完成です。
まとめ
最初に完成品を見本として見せられた時は「こんなの自分が作れるんかいな!?」と思いましたが、実際にやってみると複雑な作業は伴わない技法なのでけっこう簡単です。 (むしろこの記事を書くほうが不慣れで難しかったです) 今回はカルジェルで作る手順を書いていますがもちろんカルジェル以外のものでも作れますし色も今回紹介したパターンに限らず、他の配色でやっても綺麗に仕上がると思うのでぜひ試してみてください!
ちなみにカルジェルは昨年の 10 月から会員でない人向けにも販売を開始しているようです。品質はとても良いジェルということで (お値段それなりにしますが) これまでカルジェルをさわったことがなかった方も今がチャンス!爪へのダメージが少ない品質の良さが売りとのことなので、ぜひぜひ会員でない方もさわってみてください。 (使いこなすためにはやはりそれなりの訓練 (カルジェルエデュケーターからの指導を受ける) 必要はありそうです。
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