はじめに。
タイトルにミリオン3rdとは書いていますが、この記事では「あの人が歌ったこれのそこがよかった!」という感想は一切述べていません。ミリオンの3rdライブに行ってきて、山崎はるかさんのある発言に思ったことを書いていきますので、ライブの感想をお求めの方は別のブログをご覧ください。多分アイマスのファン(いわゆるプロデューサー)でないとよくわからない記述があります。
また、この記事で何かを主張したいとか、誰かを批判したいとかそういう意図はありません。気持ちを文字にして整理しないと自分のアイマスに対する意識がわからなくなりそうだったので書く次第です。感情に任せて書いたため非常に乱雑ですのでご注意ください。
アイドルマスターミリオンライブのライブツアー、「Believe My Dre@m」の幕張公演のライブビューイングに行ってきました。その際、春日未来役の山崎はるかさんが言った言葉について述べていきます。
以下で書く内容では、○○組というのは天海春香・島村卯月・春日未来などアイドルマスターの登場人物に限らず、中村繪里子さん・大橋彩香さん・山崎はるかさんといった声優のことも含んでいます。
今回のライブは現地のチケットこそ取れませんでしたが、LVのチケットを確保して映画館に向かいました。9th・10thに続きライブを観覧するのも3回目ということで、今回は演者のパフォーマンスに集中しようと考えつつ多くの曲を聞いていました。
そして一日目ラストの曲「Dreaming!」のCメロに差し掛かった時、山崎さんの「765プロの未来はここにあります」という発言がありました(多少の表記ブレはあるかもしれませんが、こう言いました)。自分は「Dre@ming!」が好きですし、そこまでに「Welcome!!」や「Thank You!」などを聞いて興奮していたのですが、これを聞いた瞬間にどこか冷静な気分になりました。
帰宅しその発言の意味を考えた時、「765プロの未来はここにある」と、シアター組の山崎さんが言うのは少し違うのではないかと私は思ったのです。
少し背景を書きます。
まず、自分とアイドルマスターの関係について。自分がアイマスに触れたのは2013年の初めごろで、友人からアニマスのCD(ANIM@TION MASTERとか生っすかSPECIALとか)を貸してもらったのがきっかけでした。シンデレラガールズが始まって少し経った頃で、ミリオンライブはまだ名前も出ていなかった気がします。
CDから始まり、アニマス、シャイニーフェスタ、ワンフォーオール、輝きの向こう側、9thライブ東京公演、アニデレ、10thライブ、デレステとアイマスのコンテンツに触れてきました。ラインナップを見てもらうとわかると思いますが、自分はミリオンライブで登場したいわゆるシアター組に触れたことはほとんどなく、いわゆる765AS組のプロデューサーです。
次に、自分がアイドルマスターというコンテンツに感じていたことについて。
昨年7月の10thライブ、「IDOL M@STER MASTERS OF IDOL 2015」に参加してから今日に至るまで、アイマスの各コンテンツを見ながら「AS組はどんどん過去のものになってきているな」と薄々感じていました。アイマスタジオの終了を聞いた時、年末特番ニコ生でシンデレラ組の多忙さを見た時、CDが発売される間隔が長くなっているのを感じた時。AS組の声優である皆さんを侮辱するに等しい非常に失礼なことではありますが、AS組とシンデレラ組が、AS組とシアター組が並ぶ時、どうしてもその感覚が拭えませんでした。
コンテンツには寿命があるのですからそんなことは当然なのですが、3年前にアイマスを知ってからずっとAS組に親しんできた私にとっては寂しい気分でした。公式は過去にしようとしているわけではないにしても、シンデレラ・ミリオンそしてSideMがどんどん進んでいるのにAS組の歩みが遅くなっていると考えると暗い気持ちになってしまっていました。
コンテンツには寿命があるのですからそんなことは当然なのですが、3年前にアイマスを知ってからずっとAS組に親しんできた私にとっては寂しい気分でした。公式は過去にしようとしているわけではないにしても、シンデレラ・ミリオンそしてSideMがどんどん進んでいるのにAS組の歩みが遅くなっていると考えると暗い気持ちになってしまっていました。
今回私がミリオンのライブに参加したのもそれが遠因です。先ほどの自分が触れてきたラインナップを見て「ミリオンに触れたこともないのにライブに参加したのか」と思われたかもしれませんが、デレステを始めた頃に「アイマスはどんどん進んでいるのだから自分もそれについていこう」と思い始めたのです。その頃にはシンデレラガールズの3rdライブはもう終わっていたので、次に開催されるミリオンライブのライブに参加しようと考え、今回のライブに参加しました。
そして、山崎さんの発言について。
山崎さんがどういう意図で「765プロの未来はここにある」と言ったのか、本人でない私には推定することしかできません。ミリオンライブに登場するアイドルは全員765プロに所属しているようですし、直前にはミリオンライブの新しいイベントやCDの告知がありました。きっと山崎さんは、「ミリオンライブというコンテンツはまだまだ進んでいく」ということを言いたいのだと思います。
しかし、ミリオンのコンテンツに触れずアイマスに親しんできた私にとっては「765プロ=AS組から成るもの」であり、シアター組である山崎さんが「765プロの未来はここにある」と発言してもどうしても違和感があります。「765プロの未来はここにある」という発言は、穿った見方をすれば「シアター組こそが未来であり、AS組は過去のものである」という意味にもなりえます。
自分が暗い気分になったのもそういった見方から山崎さんの発言を受け取ってしまったことが原因だと思います。山崎さんの意図はどうあれ、私はその発言を「シアター組の企画は進んでいくが、AS組の企画に関しては知らない」、そういう文脈で受け取ってしまいました。
そして、10thライブから感じている「AS組が過去になってきている/AS組の露出が減ってきている」ということを突きつけられたようで、どうしようもなく苦しい気持ちになりました(実際はAS組は「プラチナスターズ」の収録や各々の仕事、育児などがあって私の目に触れる機会が少なくなっているだけで、これからまたAS組が大きく動くのかもしれませんが)。
ミリオンライブのステージで765プロという言葉を使うのであれば、それはシアター組とAS組をまとめたものを指すことになるでしょう。「765プロの未来はここにある」と言うならば、それは中村繪里子さんと山崎はるかさんが・天海春香と春日未来が言うべき言葉ではないだろうかと、そう思ってしまうのです。
最後に。
この発言で暗い気分になったとか書いてますが、「765 未来」でtwitterで検索をかけると前向きな発言も後ろ向きな発言も多く出てきます。それぞれのプロデューサーにとって、あの発言は色々な意味で捉えられると思います。上で述べたように今回のライブに参加するまでAS組に関して悲しい気持ちになっていたこともあり、私の受け取り方が悲観的な方に向かっていることを自覚しています。
また、私はミリオンのライブ初参加、かつミリオンの原作ゲームもやったこともないのにこのような意見を吐いています。ミリオンライブをプレイしている方や私よりも古くからプロデューサーでいる方はまた別の感想を抱かれるかもしれません。
私のこの記事は、AS組にしか触れてこなかった身勝手で狭量なアイマスファンの愚痴だと思っていただければ幸いです。
色々書きましたが、まとめると「AS組の出番減るの悲しい」です。プラチナスターズと10thBD、それに11thの情報をお待ちしています。
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