あなたの周りに「どうしてあの子は何年も地道な努力を続けられるんだろう」と不思議に思う友達はいませんか?それきっと、もはや本人にとっては「努力」じゃないんですよ。
例えば、あなたが県外に住む恋人と遠距離恋愛しているとします。そんなあなたに、誰かが「毎日電話しててすごいね。努力してるね。」って言ったとしたら、どう思うでしょうか?
「え、努力じゃないよ。好きだからやってるだけだよ。」と即答するはずです。あなたが「努力しててすごいな」と思っている友達も、実が「好きだからやってるだけ」という可能性が非常に高いのです。
実は、今あなたに継続したい習慣があるなら、それを「好き」になってしまうことが一番の近道なんですよ。
じゃあ、どうすれば「努力」を「好き」に昇華させることができるのか?今回は、その順序を図で解説したいと思います。
タイクツな体操はナゼ続かない?
ぼくは以前こういう記事を書いたことがあります。
この記事では、結局のところ「よーわからんモンは続かん」というただ一点を伝えたかったのです。
ちまたには「1分でできるお手軽体操」「寝たままでOKストレッチ」みたいな情報が無数にあります。これらの共通項は「手軽だから無理なく続けられるよ!」という点なんですが、これが大きな間違いなんですよ。
みなさんも経験あると思うのですが、別に手軽だからといって続くわけじゃないんですよね。手軽なものって、始めるのは簡単だけど、続けるのは全然簡単じゃない(笑)
いくら「血流が良くなります!」「自律神経が整います!」といわれても、その効果がありありと実感できるものじゃないと、結局ヒトって続かないんですよ。実は、ここに習慣を「好き」になるヒントが隠されています。
この章のまとめ
メリットがフワッとした習慣は続かない。
メリットを強烈に実感すると「好き」になる
では、早起きとランニングを例にとって、どこに「挫折してしまう」と「『好き』に昇華する」の分かれ道があるのか、下の図を使ってたどっていきます。
「脳が活性化する!」とか「お金かからず手軽!」というキャッチフレーズに惹かれて始めてみても、強烈なメリットを具体的に実感できないと、挫折してしまいます。
でも、その過程のどこかで周りの人に褒められたり、目に見えてハッキリとわかる効果が現れると、だんだん「続ける」という意識がなくなってきます。そして、代わりに「楽しいかも」「好きかも」という感情が湧いてくる。
ここまで来ればしめたもの。自分は好きでやってるだけなのに、周囲が勝手に「努力しててスゴイ!」って尊敬してくれるようになります(笑)そして、尊敬されると、もはやせずにはいられなくなるという好循環が生まれます。
この章のまとめ
強烈なメリットを実感する→「好き」に昇華する。
メリットを実感するまでが続かねんだよ!バカ!
鋭い人はお気づきだと思いますが、前章のまとめには大きな落とし穴があります。「そもそもメリットを実感するまでが続かない」という、あるある過ぎるオチをガン無視しているんですね。
そりゃそうですよね。早起きにしろランニングにしろ、たった一日やっただけで強烈なメリットが生まれることの方がずっと稀です。
そこで、最初に強烈なメリットを実感するまでに必要不可欠な要素がコレ。
「強い動機付け」です。
えーと、例えばですね・・・
再びランニングを例にとります。痩せた自分をフワッと想像するだけじゃ続きませんが、片思いの人に「フルマラソン完走したら付き合ってあげる」なんて言われたら、真冬の朝5時にだって飛び起きて走ることができますよ。絶対。コレが強い動機付けです。
「強い動機付け」テクニック集
ここで、ぼくが実際に使っている「強い動機を付けるコツ」を紹介します!
動機は不純で構わない
まず動機付けで失敗しやすいのは、キレイごとを言ってしまうことです。料理教室に通う理由は「年収1千万の金持ちイケメンと結婚したいから」でいいし、ジムに通う理由は「合コンで筋肉を披露してモテたいから」でいい。それを「あくまで自分力を高めるため」とか言ってしまうと、だんだん苦しくなってきます。
他人を巻き込む
ぼくは毎年「岐阜清流マラソン」と「那覇マラソン」を完走しています。前者はハーフ、後者はフルマラソンです。でも、一人でやっているわけではありません。5〜10人の参加メンバーを募ってチームを作り、LINEグループで管理して、練習の成果を報告しあったりしています。
自分だけでは絶対に続かない習慣でも、他人を巻き込んで自分が「幹事」になってしまうことで、責任感が生まれます。コレってなかなか「強い動機付け」になるんですよ。ぼくが死ぬほど嫌いな長距離走をここまでがんばれるのは、ほんとうにメンバーのおかげです。
ハーフマラソンのLINE。改めて見るとおれ、熱くてメンドイ。
おっとこんなキメェグループも発見。
高額のおカネを先に払う
ぼくが不動産投資をやろうと思った初めの頃、40冊くらいの本を読み漁りました。その中で一番しっくりくるなと感じた著者がいたのですが、その方が個人面談をしていることを知りました。その内容は・・・
「六本木ヒルズの51階 2時間5万円」
↑個人面談の申し込み完了メール。
交通費や宿泊費を合わせると、10万前後の出費になります。
人見知りするわぁ〜とかいろんな壁はありましたが、ソッコー申し込んで行ってきました。そうしたら、翌日の自分の動きが全然違いました。毎朝5時半に起きてネットで物件探しをする日々が自然と始まった。
このとき早起きが自然に身についた理由は、著者から頂いた良きアドバイスを実践したかったのもあるんですが、それ以上に大きかったのが「元取らなイカンわぁ〜!」という強い切迫感でした。
ジムに払う月額8千円の会費だとね、ちょっと弱いんですよ。他の出費をかなり我慢しなければいけないレベルのおカネを 先払いするのがコツです。
この章のまとめ
続けざるを得ないレベルの強い動機をくっつけよう。
これが「努力」から「好き」への最強の階段だ!!
それでは、ここまでの流れを全部つなげてみます!
今あなたに続けたい習慣があるなら、最初のステップは「どんな強い動機を付けられるだろう?」を考えること。そして、次のステップは、その動機に動かされている最中に「強烈なメリット」を実感すること。その2つのステップを踏めばこっちのモンです!
おわりに
まず大前提として、自分はナマケモノだということを自覚することが先決。「めんどくさい」が口グセで構いません。良い習慣を身につけている人をよくよく観察してみると、みんな「ナマケモノか〜ら〜の〜?」を考えていることがよくわかります。
上の図にあてはめて、素敵な習慣をつくりましょう〜!
ほいでは、Heippa!!
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